バイオダイナミック農法

バイダイナミック農法502番~横浜inばおばぶ に行きましょう! 純文学

2月1502番~

今日の写真 さて これは何でしょう? はい 見る人が見ればわかる・・バイオダイナミック農法 根幹の調合剤
500番 と 502番~507番までの今年使う分が勢ぞろいした様子です 500番は もう少し暖かくなってから
の 3月 春と秋に使います その他の502番~は 堆肥に埋め込むものです 500番の使い方は何年もやってようやくそのコツを掴んできましたが 堆肥に埋め込む502番~はまだまだ 未熟・・ 今後 500番とこの502番~との関連性と使い方を物にしたいと思う 

 さて 昨日は電車で横浜に向かう いわゆる販促活動です・・・と言うとおおげさだけども 僕の場合 ひとつの出会いがあって そこで また人との出会いがあって 呼ばれて こうして会いに行く 結局のところ 僕がやっていることというのは 野菜を作って売る ということはあくまでも 表面的なこと 真意は何か?と問われれば 人と人との間に 野菜というものがあるだけで その本質は 人の人生 ということがテーマなのです・・・・でもって ふたつの場所を訪れる ひとつは 芸術 をテーマにした場所 アートがあって チベットがあって ネイティブもあり 音楽もある 僕は 農家なので どこでどう接点を持てるのか・・・そして もうひとつは 先日僕の講演会を開いていただいた ばおばぶ 様 もう一度 店主の方とお話をしたかったので 寄らせていただく この店主の方 お名前は堀越さんとおっしゃいます 一目拝見しただけで ただものではないとわかります 還暦を超えてらしゃるのだけども その凛とした御姿には 人並み外れたものがあります 経歴も波瀾万丈 お名前は堀越さんとおっしゃいます・・・若いころに日本を飛び出し 世界を旅して いろんなところに行かれた 数度の出会いがあり 4人のお子さんを産んだ 800キロの巡礼の旅をしたり そして 今は生まれた生家を改装して カフェをおやりになっている 今はがんを抱えながら(とてもそんなふうには見えない) 日々 修行をされている 僕の周りには 修行 をしている人は多い 僕自身も そうかもしれないけども あるきっかけがあって そうした道に入る人というのは なにかしらのものを内側に抱えていて そうせざるを得ない何かがあって それゆえ 業が深い 人の生きる場所と言うのは 旅先にあるのではなく どこか 遠い世界の洞穴にあるのでもない 今 目の前にある なんてことのない 日常にある そして それこそが 僕らが戦う場とならなくてはいけない 堀越さんとお話していて いろんな共通の思いがあったのだけども そのひとつ 原発反対のデモには行かないというもの・・・そう デモなどしても意味はない 大事なのは 各人がそれぞれの持ち場である 日常で何かを変えていかねば 何も変わらないということだ 一見 たくさんの人が集まって 盛り上がるように見えるが それは 日常とは違う なんてことのない 日々こそ 僕らが挑むべきものなのだと思う 横浜近辺の方(もちろんそれ以外でも) そして 特に女性の方々 是非とも このばおばぶさんに行かれてみてくださいませ 必ずや 勉強になります 女性として自立して生きる ということの ひとつの素晴らしいモデルを体現されています・・・

 帰りの電車 芥川賞受賞作品「共食い」田中慎弥 を読む たまたま寄ったコンビニで文庫本が売っていた
かの石原慎太郎氏に(もらっといてやる)発言をしたあの方です 高校を出て 一度も生業に就くことなく ひたすら小説を書き 30歳を過ぎてようやくプロになった人です・・・・受賞作品は まさに 純文学 乾いた乾いた文章でした・・・毎日 必ずペンを握る というように 日々 鍛錬がもたらしたものを感じます やはり 日々 日常だと思いました・・・・(しかして ただの一度も恋愛経験もなく 男女の深い愛憎劇を繰り広げる物語を想像だけで書くというのは 果たしてどういうことなのだろう・・・百姓という ただリアルな世界にいる僕からすれば 見当もつきませんな・・・) 

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