新規就農

春のトンネル栽培 この時期~新規就農僕の経験その1

2月21春のトンネル栽培
今日の写真 さて 春の作付けも本格化 いよいよ2月も終わりに近づき(まだじゃがいも全然終わってなくて泣く)
春のトンネル栽培がこのような感じ このトンネルの列の中に 春の野菜たちが少しずつ大きくなって出番を待っています・・・ようやく苦節10年あまりにて このトンネル栽培もこつを掴んできて この時期の強風にも飛ばされなくなった(学ぶのが遅) ポイントはパッカーではなくて ひもかけの張り方だと掴んだ この冬だけでもう30本は張ったか 張るスピードも速くなった あとは 美味い野菜ができるだけだ!

 例年この時期 2月・3月あたり・・・研修生希望の若者 の問い合わせがままある まあ だいたいが農業とは縁もゆかりもない人が大半で 僕と同じなわけですが 実家が農家 ならば 僕のところで有機農業の技術だけを覚えればいいのでしょうが まったくの新規就農となれば 覚えるのは 野菜を作る技術だけではいけません いろんなことを 打開する力を見に付けなくてはいけません 用は 起業 と同じ 全く新しい会社を興す というのと変わりません そのあたり・・・最後には 人間としての力 にかかります 僕のところで研修したかつての二人・・・は 一人は 今 就職してまだ20代なのでひょっとしたら また 農業やるかな?そして もう一人の田中さんは 今 印西市にて 日々 畑と格闘中 というところです・・・・

 もし 僕が農業をやる前に ばしばし当たる占い師かなにかに今までの経験したことを言われたとしたらば・・・
「えー 農業研修は大変ですよ おそらく・・歳も歳ですしね・・・あなたは苦労しますよ そこを卒業して 何か会社か何か作りますね でも それも途中でだめになりますね・・・ええ それで あなたは 一人で農業を始めますね
そして最初は順調でしょう でも 数年すると 畑を返さなくてはならなくなりますね これはかなり大変でしょうね ええ・・・それで 結局 一旦就職して畑探して 新しい土地を見つけますね そして これまた最初は順調でしょう
ああ・・でも 数年すると なんでしょうね 空から目に見えない何か良くないものが降ってきて あなたは 大きくまた 挫折することになりますねえ・・・・でも あきらめずに あなたは頑張るでしょうねえ・・・ええ (続く・・) 」
 とか 農業の世界に入る前の 30代前半に言われたとしたら いやいやいや! なんでそんなについてないの?と正直思うだろう ま 新規就農して 順風満帆 という素晴らしい人も中にはいるだろう でも 多くは 何かいろんな困難を伴うものが この世界なのですね・・・・・ま 農業研修というものは 最後には その人に 農業の神様がついているのかどうか・・・です 野菜を作るのが抜群にうまくても 農業の神様が後ろにいなければ 畑は与えられません ま そういうもんです・・・(何の根拠ある説明にもなってないよな)

 

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