ネイティブ・アメリカン

畑に来る女子高生 草わんさか ネイティブの聖地

5月4高校生来る
今日の写真 ゴールデンウイークの真っただ中 畑はてんやわんやの忙しさの中 お手伝いの方が来てくれた 
この可愛い笑顔の女性は 18歳 現役の女子高生である もちろん 私の子供でもなければ 親戚関係でもないのだけど 懇意にしている方の娘さんだ せっかくのゴールデンウイーク どこか観光地に行くわけでもなく こうして 畑に来てくれる 本人いわく (楽しい)とのこと うーむ・・・僕とは親子ほど年が離れているわけだけども 流行りの言葉などを教えてもらったりして 僕自身も楽しい思いをする もし 僕に彼女ぐらいの子がいたとすれば こんな感じなんだろうか?とか 思うと 今の自分が立っている場所が いかに そうした普通の家庭といった場所から遠く離れたところなのか・・・かつても 今も 子供が欲しい と思ったことは一度もないから 今のような暮らしをしているんだな・・・そんな心の余裕も 暖かさも 求めたことはないのだとすると やはり 仕事というか 今後も自分がやるべきことに 集中して 納得できるまで行けるところまで行くしかないだろう・・・彼女は 来年 卒業したら 外国へ行く 日本は今 将来性ある若者から 生きていく場所としての試練を貰っている それを提供できていなとしたら それは 大人の責任だろうて・・・

 さて 5月・・・草がわんさか 生えてくる時期 それぞれの畑の周囲には早くも背丈ぐらいの草が生えてくる それを 順次 草刈りしていくわけだけども それ自体は 畑の管理としても必要なのだけども それ自体は 何か野菜を作っているような 生産とは直接関係ない なので できるだけ時間を短縮したいとおもうけれども やはり 時間がかかる ま そこで僕のような立場の 薬剤を使わない農家の多少なり苦労があるわけですな・・・通常ならば 畑の周囲や中にも 除草剤を撒いておしまい・・・それで 何カ月も草は生えてこない・・・そうなんですね 神の農法というものは バイオダイナミック農法や 自然農法のようなものではなくて 現代の 除草剤と農薬です(と普通の農家の大半は思っています) そして それを 今の需要と供給でものの値段を決めるというマーケットというものが 農産物も車も電気製品もすべて 同じ 商品として扱うことで 薬剤の使用を前提とした生産を後押しして 消費者がその構造自体を支えるという形だ 僕のような 個人の農家の立場で どのような思いで どんなふうに農産物を作るのか? といったことは けしつぶのような行為なのでしょう なので 最近は これは 自分の趣味です 自分の単なる勝手な思いなのです ということにしています・・・

 今 これを書いているときに テレビで ネイティブ・アメリカンの聖地 セドナの特集がやっている 俗に言うところの エネルギースポットってやつです 聖地・・・それは そう呼ばれるからには それなりの理由があります・・
 僕がサンダンスを踊った時に シチャング・ラコタ族を率いる酋長 チーフ・クロードックは 僕たち日本人に向かってこう言われた
(日本に落ちた二つの原発・広島・長崎の爆弾の原材料としてのウランは 我々の聖地 我々の土地から取られたものだ そのことに関して いつも 私は日本の人々に責任を感じ 申し訳ないと思っています) と 涙ぐんだ 僕はそのとき 深く心を打たれた なるほど・・・ネイティブの酋長というものは こうした意識で生きているんだな と思った ・・・聖地 それは 人間が触れ得ざるもの 触れ得ざる場所だからこそ 聖地なのだ 人が聖なるものに 真に出会えるとするならば それは 俗世の中から 聖なるものを見出さなくてはいけない 日常の家庭 会社 つまらない毎日行っている行為の中から 聖なるものを導き出すこと それが 人の生きる意味の一つだと僕は思っている 
 伊勢神宮の 本殿の入口にすら 僕らは入ることは許されない その場所が 聖地だからです ネイティブでもない 外国人が聖地という場所に土足で入ることが どういう行為なのか・・・・ま それぞれが考えるべきことだと思います 

1 thought on “畑に来る女子高生 草わんさか ネイティブの聖地


  1. 伊勢、セドナ等
    沢山のパワースポットがありますよね。
    その土地で何を考えるか、感じるか。
    伊勢はすばらしかったです。
    日本は守られているな~~と。

    更に素晴らしい地球に一人ひとりが幸せを感じられる毎日になればいいですね!
    >日本は とても気のいい場所は多いと思います・・・書き込みありがとうございます

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