昔の話~農業に至った経緯

ブロッコリーの畝間 時間の流れと俺はどこの国の人?

5月23畝間の管理
今日の写真 これはブロッコリーの畝間(うねま) うねまというのは ブロッコリーが列をなして並んでいる場所と場所の間のことです 春の作付けと言うのは 植え付けの時期には それほど草は多くない なので 苗を植える作業はそれほど大変ではないのだけども 収穫はといえば ちょうど今の時期 はい もう梅雨にも入って がんがん草が生える時期なのですね 同時に 夏野菜の収穫も入ってくる時期で どうしても 忙しくて 畑の管理が追い付かない時期になります てことで 毎年 いろんな工夫をしているわけですが それが 今日の写真 最初から 作付けの時に 畝間を抑えるやり方を試してみました 今のところ完璧・・・これだと片付けも楽そうだ てことで 来年からは このやり方でやろう 僕の農園は 10年を過ぎて 今はだんだんと効率化を図る段階に来ています 一つの作業を行うのに より 楽で簡単でそして 効果があるのか というテーマを掲げているわけですが でも それでも 最後は (気合いで乗りきる)という 根性論に落ち着くのですね だからこそ 農園の名前が 百姓 という時代錯誤とあいなってるわけです はい・・・・

 時間の流れ・・・・さて 引っ越したわけですが 当然 いろんなことがちょっとずつ勝手が違う なので しばらくは 畑に行く道も前と違うし なんだか 自分の中の感覚も違うわけです で 毎回そうですが 新たな場所に行くと そこから 違うチャンネルの時間が始まり 自分もその違う波に乗っていくわけです こうして リセットして 仕切り直して 目標に向かって進む その繰り返し・・・・問題は そのリセットですが そこには 何かしらのものがつきまといます 今日 大家さんと最後の立会いで 鍵をお返しした もうこれで以前の部屋には入れない (お世話になりました!)と頭を下げて 今まで使っていた駐車場から 最後 軽トラを出して 畑に戻って仕事の続き・・・・と なるわけだけども ふいに いろんな不安がよぎります そして なんだか ちょっと悲しい気分も・・・そう こうして 後戻りできない地点に到達したときに 人はいろんな過去を感傷的に思い出すのでしょう 畑に着くまでの約5分 深く深呼吸を繰り返して その強い感傷から自分を持ちあげます ・・・前へ進むということは 良いことばかりではありませんよね 基本的には つらいこと 悲しいこと そして いつかやってくるであろう希望・・・それらが ないまぜになったものが 押し寄せます こうして 新たな時間が流れ始めました・・・その 6月です

 全然関係ないけども 先日 突然 (日本語お上手ですよね?)と声をかけられる・・・ 一瞬 何を聞かれたのかわからなかったけども どうやら 僕のことを 外国人だと思っている というか 確実にそうだと決めているようで しかも 自分も同じ外国人でもって 同郷ですよね?的な問いかけだと判明・・・・うーむ 最近というか ここ数年 自分でも なんかだんだんと 日本人的 というよりも モンゴル的というか 大陸的な容貌になってきたような気がする よく行くドラッグストアーのレジの人も 僕が中国かどこかから来ている人のような感じで 日本語をゆっくり大きな声で 発音されているような気がしている うーむ ま 別にいいのだけども・・・・(昔 インドを旅した時に ホテルに泊まる際に ダライラマに会いに 日本から来たと言うと 荷物運びからフロント係の人からオーナーさんまで出てきて 僕の足元にひざまずいて 両手を上に上げて 僕に 祝福を求める(僕のことを偉いお坊さんだと思っているようで) 当然 にこにこしながらうなずいて 彼らに祝福を施す という行為を当然のごとく何回かやりました(あのときはごめんなさい僕は単なる百姓でした・・・・)

2 thoughts on “ブロッコリーの畝間 時間の流れと俺はどこの国の人?

  1. お引越しお疲れ様でした。
    あと、今回もお野菜ありがとうございます
    弓木野さんのブログは真面目でちょっとおかしくて笑ってしまって好きです。
    新生活が良いものになりますように!
    これからも宜しくお願い致します。

  2. >いつもお世話になっております いつも読んでいただいているようで 恐縮です はい 応援していただきまして 誠にありがとうございます どうぞ これからもよろしくお願いいたします ありがとうございます!

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