８月１週　「旬の有機野菜セット」～ささげ＆コリンキーの出荷始まる編

　じゃがいも（シャドークイーン）　コリンキー　ミニトマト　きゅうり　茄子（千両・長なす・賀茂なす・緑・うすむらさき茄子）　ピーマン　島オクラ　三尺ささげ　えんさい　生バジル

さて　今日の写真　三尺ささげの出荷です　これ生産者のみなさん　どうやって袋詰めしているんでしょうね・・・
僕は　１２号のちょっと大きいボードンに　丸めて入れてますけども　なんだか　変な入れ方になっちゃうんですよね・・　今週から　コリンキーと　そして　生バジルの葉も入りました　はてさて　８月に突入　夏本番ですな・・・

　しかして　昨日はどかどか雨が降るし　そして　今日はもう朝から猛烈な暑さで　昨日の雨の湿気が上がる上がる
今日は一日畑仕事をして　帰ってきてもうへろへろ・・・背中や頭の後ろあたりがなんだか　ずっと熱を持っていて　今ももう　喉がかわきまくる・・・そして　８月と言えば　お客様は帰省やらご旅行などで　いろんな変更などがございまして　なんと　帰るなり２０件あまりのメールやＦＡＸを打ち続けていて　いまだに　晩飯も食べてない　うう・・・たぶん　この日記書いたらもう寝るはめに・・・一人で　種まきから出荷　販売そして　お客様とのやりとりをする　ということは　基本　２４時間なんですね・・昼は畑　そして　夜はパソコン　それが　今の時代の百姓です・・・そういえば・・

２４時間　３６５日　働け！と言ったかどうか知らないけども経営者が言ったそうな　ということで批判を受けているそうなんだけど　え！　日本の経営者のほとんどが　自分のとこの社員にそう思ってないわけないじゃない？　そう思って　そうやってきて　今の繁栄があるわけでしょ？　と思うんだけど・・・少なくとも我が農園の方針は２４時間３６５日　死んでからも働け！　がモットーでございます・・・・（あの世からでも野菜発送するってか？）

　最近　知ったのだけども　よしもとばなな女史のＨＰというか日記を見つけて　読むことにしている　読む　というよりも熟読している　うーむ　僕が若いころ　村上春樹氏と　よしもとばなな女史は　必ずや世界に名を残す作家となるだろうと予言したけども　そうなった　たぶん　歴史的に見て　この二人は日本の現代最高の作家だと思う　村上春樹氏の小説の中には　本当に生きていくために役立ついくつかのことが書いてある　・・・（迷った時は形のないものを選べ）　飲食店の経営者がなぜあなたの店が流行るのか？と聞かれ　一言（マジックタッチだ）　これ　飲食店や接客業をプロとしてやったことのある人は　みんな　はっと！すると思う　
　そして　よしもとばなな女史・・・この人の日記は　レベルが高すぎて　簡単に読めない　なんと体力と集中力とが求められるんだろうと思う　作家というものは　このテンションで日々を生きているんだな　と思うと　百姓の方がやっぱ楽だな　と思う　人間には　格　というものがある　魂の格　とでも言うのか・・・それはもう　生まれた時から決まっているようなもので　どうにもできない領域でもある　しかして　本当に真剣に長い間物事に取り組めば　ほんのちょっとだけ　その　格　は上がる　すると　全然今まで見えてなかったものが　突如　見え始める　たぶん　よしもとさんの見えている　世界や風景は　はてしなく広いのだろう　そして　僕らにその世界を小説で伝えてくれる　
　そして　最近の彼女の日記には　日本がどうにもだめになっていくのにどうしようもないあきらめのようなことをかいている　たぶん　いつか日本を出るのだろう　才能がある人や若い人は　日本などあきらめて世界へ出たらいいと思う　それでいいと思う　そして　僕のように土地や畑や何かに縛られている人が　この日本を看取ればいいのだと思う　そう　外国へ行って　農業をしようとは思わない　ま　それしかできないからそうしているまでのこと・・・あと　どれぐらいかね・・・