『旬の有機野菜セット』

10月第1週「旬の有機野菜セット」~秋キャベツ初出荷編 研修するということの意味~回収とは?

10月2キャベツア初出荷
10月第1週「旬の有機野菜セット」~秋キャベツ初出荷編

 じゃがいも(男爵) 玉ねぎ さつまいも 冬瓜orかぼちゃ キャベツ レタサイ みず菜 ルッコラ ちんげんさい バジル

さて 今日の写真 キャベツの1発目が初出荷 ほっとする ついでに レタサイの2番手がこれまた初出荷 10月に入り このところの台風で 茄子・ピーマンがほぼ終了 ってことで 秋の野菜へと移っていきます まだ 大根が出荷できてないけども まあ そのうちできてくるでしょう さあ 秋本番! そして これから 冬へと移行していきますね 実を言うと 僕は中部地方の山育ち 夏よりも 冬が好きなのですね でも 雪は勘弁なのです と 矛盾しているわけですが  山の頂上部分に降り積もる雪を 小さいころによく見上げていたものです そして この10月の頭の時期は 暑くもなく 寒くもなく 夕暮れがきれいでいいですね 冬が来る前のつかのまの季節を楽しめる時期です・・・

 さて 今日から 新たな研修生Aさんがやってくる(20代後半女性) いきなりの大雨で 予定を変更 じゃがいもの芽かき作業に切り替える 例によって 男爵 そして シャドークイーンの傷みが激しく 廃棄分を除いたら わずか半分の収量になってしまった・・・ふー ま 保冷庫のない貯蔵はこんなものだという現実を初日から体験できて良かったかと思う(だから資金溜めて早目に保冷庫買うのが先決なのだよ!)
 さて 研修 というもの・・・・それは 実に大事なことだ つまり その後の独立してどれぐらい自分でやっていけるかの判定にもなる 最近は 新規就農ブームで いろんな人が この北総台地にわんさかやってくるけども 明らかに 研修が足りていない という人が目につく 畑を始めて 数年経つのに 全部で2~3反の畑を 自然農なにか知らないけども 草だらけにしているのをよく見かける それは 家庭菜園であって 農業ではない 甲子園で負けて思い出にして社会に出て就職するのと 甲子園で活躍して ドラフトでプロを目指すのと 同じ甲子園でも意味合いは全く違うだろう 
 研修をしに行く・・・というのは 将来 プロの農家になるために行くわけで 僕がAさんを受け入れたのも 明確に将来 プロの農家になりたい という意図を汲んだからだ もちろん 前途は厳しい 専業でやっている僕ですら 明日どうなるのかは 誰にもわからない 野菜の作り方は もちろん 自分で知っていることはすべて教える しかして 農家になれるかどうかは誰にもわからない 野菜セットをやっても たぶん 僕を超えることは無理だろう
 あとは どうやるのかは 自分で切り開いていくしかない・・・・・

 猶予は2年 僕のところで 2年はやりなさい と伝えてある その後 どうするのかは自分で決めるだろう 前任者の Tさんは 隣の印西市にて 今 必死に頑張っている その前の若者は今 都内でサラリーマンをしている たぶんいつか 農業の第2幕が開くかもしれない 袖触れ合うもなんとかで 縁があって 僕のところに来たのだろう 教える というよりも 体で覚えるしかないのが この世界・・・・ま 顔つき 体つき すべてが変わっていくのが研修というものだ (どこぞの研修では 殴る蹴る が当たり前の世界らしいけど 我が農園は 基本は民主的・・ ま あくまでも基本はということだけども・・・・その昔聞いた某研修話では 研修生が夜逃げるので そのために 遠く人里離れた山奥に農園を作ったというまことしやかな噂が・・・・つまり徒歩で逃げた場合夜が明けるまでに駅に着く前に 軽トラで回収できるからだそうな・・・・ひえー!!!回収って・・・)

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