昔の話~農業に至った経緯

畑はモナコ 研修時代

12月28畑の道
今日の写真 はてさて・・・もうこの時期は朝一番の畑は 霜柱でびっしり・・・当然 朝日が当たって大地が緩みはじめると どろどろの泥炭状態になります てことで 畑のこうした入り口の農道に入るときには 気をつけないと タイヤが空転してしまい 畑の中に落ちたらアウト・・・もちろん 4WDでもだめなときはだめ・・・なので わだちに取られないように 走れるラインは まるで モナコのように1本しかないわけで バックでゆっくり下がりながらの運転となるわけですな・・・怖い怖い・・・

 研修生Aさんが1時間の遅刻・・・昼は畑で夜はバイト という生活・・・もちろんとても大変なこと きついきつい時代を今生きているわけで・・・・ 僕の研修生時代を知っている一緒に働いた仲間がいれば (お前にそれをとがめる資格があるのか?あん?) という言うだろう はい もちろんございません なので 今日は何も言いませんでした・・・・研修生時代 僕は 史上最低の研修生と呼ばれるぐらい ぐうたらで 夏は隙があれば 保冷庫に逃げ込み 冬はすぐに寝込んでいて 仲間には多大なる迷惑をかけた 誰も僕が将来農家になるなんて思ってもなかったようだ ・・・(ま本人は本番はずっと後だぜと思っていたこともあるけど・・・)

 農家で食べていける やっていける ということは 単に農作業が優れている 体力が・・・野菜栽培の技術が・・・などなど 誰もが思う当たり前のこと以上に なんらかの+アルファが求められる 僕などは 研修生時代常にそうだったけども 何か他の人よりも優れているところなど 何もなかったように思う ただ それ以外の何か・・・があっただけのことなのだろうと今は思っている 凄くまじめで 野菜作りも優秀な仲間や先輩方の多くが 年月を経て 離農していく 農業をやめていった様を見ていると そう しみじみと思わざるを得ない・・・・でも まあ 生きるということは そうしたもんで もって生まれた才能よりも 地味ななんてことのない努力のようなものの方が 最後には勝負になることが多いのかもしれませんな・・・

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