野菜あれこれ

出荷中の保温白菜 理想のバーカウンター

1月14白菜保温
今日の写真 出荷中の白菜の様子 もうこの時期はなんといっても寒いわけです・・・ま 白菜の産地といえば 茨城などですけども この時期そうした白菜畑を見ると 畑に植わっている白菜君たちは まるで 縄文の壷のように 先端あたりをひもで縛られて並んでいるのですね これ ひとつひとつ紐で縛って 寒さから守っているわけです 冬の風物詩ですな・・・で 我が農園はといえば 紐で縛るのはちょっと面倒なので この写真のように 3重に保温被膜しているわけです これでも 明日の朝の収穫するときには 一部 ひんやりと凍っていたりするのですね・・・
 冷たい冷たい根っこから切り離しての収穫です・・・・

 気付けばすでに 1月も半ば・・・年末も正月もなく働いているわけだけども まだ この時期は作付けもそれほどではないので 作業はこの時期にしかできないことをやる ハウスの周囲をきれいにしたり 畑の整備をしたり・・・
農業といえば 種を播いたり 苗を植えたり ばかりだと思われるけど 実際には それは ほんの一部・・・・農園を維持する というのは まさに 土木の領域になるわけで 大量の大工道具や あらゆる 土木作業に使われるもののストックが必要となるわけです 2月に予定している トマト専用の雨よけパイプを なんとか 自前で作れないかと思っていて パイプを切断する必要があるな となると 専用の電動まるのこがいるわけです その他 チェーンソーやら いろんな そうした日曜大工を越えた セミプロ用ぐらいの道具は持ってないと 畑というのは成立しないのですね そうした部分というのは 農業 という園芸の領域からは見えにくいものでして 新規就農すると 途端に
種代とか トラクターばかりに目を奪われがちですけども 意外に落とし穴となるわけです・・・

 今月の文芸春秋 ふと コンビニで見かけて買ってみると おお!ラッキー 村上春樹の新作が掲載されていた 題名が なんと 僕の苗字と一字違い・・・昨日眠い目をこすって読み終えた(村上ワールド全開 基本的に常に何かを失い続けて心の奥に何が残るのか・・・) 誰も通らない狭い露地の奥でひっそりとやっている一軒家のバーが舞台 僕も昔はそうしたところで働いていたけども(繁華街だったけど) BAR というのは 成立させるのが難しい・・・どうやったら流行るとか どうやったら答えが出るのか まるで わからない世界で ただ単に うまい酒と落ち着ける雰囲気だけならば 高級ホテルのバーに行けばいいわけですな しかして それでは しゃば の世界ではおもしろくないというもの・・・この年になり どこか行きたいところはどこですか? と問われれば 自分だけのために存在するようなバーカウンターに座りたい・・・と答える ま 半分は理想の世界だけども 自分好みの椅子 自分好みの カウンターのさわり心地 そして 暗い照明と 決して語りかけてこないバーテンダー 僕は酒は基本飲まないので カンパリなどの適当なものをロックでちびりながら 本が読めたら最高なのですな もちろん 今は永久にそんな世界からは遠く離れて 畑と寝床(安アパート)を往復しているだけの生活なので
そんな 甘美な自分だけに浸れる空間を持てることが ひとつの夢なのです・・・でもって 将来 畑の一部に 自前の家を建てようと思うわけだけども そこには バーカウンターを作るぞ と 密かに思っているのですよ(いくらかかるかな・・・・)

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