田舎暮らし

カット野菜 農イベントにおけるふわっと感

1月19カット白菜
今日の写真 スーパーでのひとこま・・・・カットした白菜 140円 4分の1の白菜 99円 どう思います? まあ 都市にすむ人にとっては  特にどうとは思わない光景でしょうか? これ 量は当然 4分の1の99円の方がある
しかして ただ 切っただけのもののほうが 高くて量も少ない ということ・・・で 思うわけです そんなにも 切るのがいやか? ってことですね・・・ もちろん 気持ちはわかります 僕なんかは 面倒なときは ちぎって調理しますけどね・・・・・白菜 冬の定番野菜ですが 昔の品種とは違って もう黄色いタイプの 黄芯系と呼ばれるタイプが主流となりました これ 甘いのですね 特に黄色い部分が・・・なので 白菜はこの時期 甘みが乗ってますので この黄色い部分は 生サラダでも十分いけるのですね・・・・生サラダでいえば キャベツですが 僕は 白菜のほうが好きなのですね ・・・・お店がオープンしたら なんといっても 農場直営の店舗ですから 野菜の新たな食べ方を提案したいと思いますからね・・・白菜は 積極的に生サラダで使おうと思います・・・・

 さて 成田@初雪・・・・研修生Aさんから 朝電話が・・・・(雪が積もっていて・・・・)はい Aさんの乗る車は普通車なので 今日は出勤が危険という判断でもって オフにしました ・・・おかげで 僕も今日は畑から離れて まったり・・・ ふーむ スタバで久々に ホワイトモカ とかいう甘ったるいものを飲んで ジョイフルで資材の買い付けでした・・・・(しかしてオフの時にはいかに気合が入ってないかは 資材を運ぶのが重くてその遅さに自分で失望したよ)

 昨日は 食と農 をテーマにしたトークイベントがあり たまたまそのチラシを見たので 急遽夜に参加してみた 
ま 田舎をベースに 実際に拠点作りをしている方と 都市と農村の交流をやっている方 本なども出されていて
地域通貨や 半農半X などなど・・・・まあ 農業系イベントでのおきまりの流れでした・・・そして こうしたイベントでいつも思うことだけども 主催で話している壇上の人 そして 聞いている方 ほぼすべてが 農業関係者ではないということです それがどうした?と思われると思いますが となれば 生の田舎の情報 というものは 遡上には上がりません・・・ふわっとした話が会場を占めて そして なんだかふわっとした 変な空気が会場を包んでいる 普段 田舎にいる僕には経験のない 空気でもあります・・・・
 半農半X・・・おお かっこいい言葉ではありますが 田舎に暮らして10数年 僕は実際の田舎でこの言葉を聞いたことはありません それは 都市でしか機能していない言葉です 同じ機能を持つ言葉で 田舎では 兼業農家 と呼びます そして 40数年 田舎ではちゃくちゃくと兼業化を推し進めていて 大半の農家が兼業化を終えていて いつでも農業をやめられる安定した体制を整えてきました おそらくは そうした田舎で実際に営農活動をしている兼業農家は 自分たちのことを 半農半Xだとは思ってないでしょう・・・・・

 途中で質問タイムがあり いくつか聞いてみる 帰ってきた言葉は・・・(実際におやりになられている方にはアドバイスできることはありません・・・)と 一人の方が僕に言いました なるほど・・・その実際にやっている方の多くが 苦境に立っていたり 田舎で苦労しているとして では どこに希望が見出せるのか・・・・・
 (ご自分でやっていくしかないでしょう 答えはありません どうか続けていきましょう!) これは もうお一人方の言葉でした・・・・・そうでしょうね 結局のところ 自分で切り開くしかないということですね 誰か何かが助けてくれるわけもない・・・今までもこれからもそうしてやっていくしかありません 何かヒントのようなものがないか と時間をかけて行きましたが 帰りの道はそれはそれは冷えていて寒かったです・・・・ 

3 thoughts on “カット野菜 農イベントにおけるふわっと感

  1. 弓木野さんがこのイベントに、たまたま参加された、そのきっかけを作ったのは私です。
    震災の放射能問題で関東の有機農業者は追いこまれている。
    「平野さんは震災の後も宅配のお客さんを続けてくれているだけで十分です」と弓さんはおっしゃった。
    本当にそうだろうか、あれから自問自答しています。
    産直運動は生産者を買い支えようという消費者運動として側面もある。私の母は、生協運動に参加して、生産者との交流などにも参加していました。
    消費者も生産者も個人には限界があり、しかし組織になってもまた別の限界がある。私(個)と公(組織など)の間にコミュニティーを作ることが大事ではないか。それも消費者の責任ではないか。
    食べる側にもつながりを、そんなこと考えました。

  2. >書き込み恐縮です・・・そうですね・・・提携 という形は生協もそうですが 実は長い歴史があるのですね ただ それが一般的な流通にはならなかったのですね なので 仰せのような 新たな形のコミュニティが生まれて 新たな形の流通と提携が生産者と消費者との間に生まれること・・・そして その鍵は 生産者が自ら動いてその土台を作ることが大事だと思っています・・・・でも まずは 生き残らねばなりません・・・それが最初の課題となります・・・いつも ありがとうございます

  3. こんばんわ
    私は2年前ぐらいに主さんのブログをよく見ていた園芸愛好家です。

    今日、Youtubeで3年前の高坂さんのトークイベントを見てたら、質問のところでやけにネガティブでリアリティーある人がいるなーと思って、「ん、千葉?、それでこの感じ、もしやあのブログの主?」と思い、昔のブックマークをあさってここにたどり着きました。やはりそうでした(笑)

    私もあのフワフワ感、あまり好きではないです。少なくとも、ああいうのは農業とは呼ばないほうが良いんじゃないかなと思います。

    とはいえ、兼業農家的暮らしって、単純に楽しいじゃないですか。最近の人は特にそういうのが好きみたいですし、ある意味普遍的な理想です。園芸愛好家の私からしたら、関東の土地持ち兼業農家は超特権階級ですよ。

    それと、主さんは地主さんが地代を取るのに納得がいきますか?仮に家も土地も自分のものだったら、主さんはあの会場であんなに荒まなかったんじゃないかと、勝手に同情してしまいました。それとも問題は別のところにありますか?

    3年たった現在の意見をお聞かせ願いたいです。

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