新規就農

米と麦 お湯出ました・・・・百姓は畑のアーティスト

12月4麦
今日の写真 これは 麦・・・もちろん 僕のではなくて お世話になっている高柳家さんのです 麦・・・最近は米作りも すでに 採算が取れなくなって久しいわけですが 麦はもうずいぶんと前から やる人はいなくなりました 北関東あたりでは 米の裏作として 麦は作ったわけですが 今では何か特別な理由がなければ誰もやりません・・
 米と麦 代表的な穀物だけども その穀物の王道が 採算が取れない代表格となってしまった我が祖国 麦はほぼすべて輸入だけども 米もそのうち 輸入が大半になるでしょう 講演会などでも必ず言う事だけども 米つくりがこの国から亡くなったとして 食糧事情が困ることにはならないかもしれない 麦のように 格安で米も輸入されるでしょう しかして この国の 根深い伝統的な文化の中心に 米 が位置しているのは間違いない この国の大地から生まれる一番大事な食べ物は 米 なんですな そして そこから いろんな神話が生まれ 文化が生まれ 権力の争いとは 米の奪い合いでもあったわけです 何万石 という単位は 米の単位です 今我々が奪いあっているのは 紙切れ です 紙切れのゲームと 米のゲーム いったい どちらにリアリティがありますかね?(いまどきこんなこと言っても誰も何も相手にもしてくれませんが・・・)

 昼過ぎに引越し予定の新しいほうの家にガス屋さんが来る 2回目・・・前回は水が出たけども お湯が出ない ってことで 給湯器が壊れている なので 交換にやってくる 無事交換終了 2万で収まった これでお湯が出て 住める ってことにあいなる ふー・・・・あとは 目に見えない領域の話なので これはこれで専門家を明後日呼んで来てもらう 僕も一日中付きっ切りで 彼と一緒に 戦いに望む 久々のネイティブドラムとフェザーの登場だ・・・(一回で終わるか果たして・・・お願いだから成仏してね) 畑のハウス建て 骨組みが終わったようだ あと残り少し・・・そして いよいよそのハウスの反対側に じゃがいも保冷庫を設置すべく 明日 電気屋さんを呼ぶ まずは 電気を畑に引かねばならない 電信柱を立てることも含めて 見積もりを取る 
こうして がんがん 畑の設備や新しい家への引越しで古民家の片付けなど 形が整いつつある 農業の素晴らしさ それは まさに リアリズムにあります そう 言葉のいらない世界 目の前のまさにリアルだけの現実 作物を作る 種から播いて 育って 結果を実らせる 畑という形を作っていく事 それが仕上がっていく様というのは まさに おもしろい そして 喜びそのものです・・・アーティストが アルバムを苦労して形を残すように 百姓は 畑というものを中心に それが生産される仕組みを残します 成田に来て 8年経ちました 以前の農園 神奈川では 4年で撤退でした 小屋を3棟作り 畑を広げようかとしていた矢先にすべてを失いました そのときのことは 終生忘れることはないでしょう だからこそ ここ成田では 磐石なものを作りたいのですね まだまだ 時間がかかりますが 必ずや 完成させたいと思います・・・・

 

 

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