『旬の有機野菜セット』

2月第1週~紅一点大根出荷 時代は変わる~農家という肩書きはいらない!

2月3紅一点大根
今日の写真 さて2月の第1週 紅一点大根の2番手の出荷 これも最後の口 聖護院と並べて赤と白二つ丸いタイプが今週の大根コンビです この時期はどうしても 大きな野菜や根菜中心でお客様が離れがちになる時期 今月の頭にも 何人かのお客様から (食べきれない)とキャンセルの連絡 うーむ・・・てことで 今週のお野菜セットは量を少なくしての出荷 結局のところ 一生懸命お野菜作って 立派に育てて それをお送りして お辞めになるでは 何をやっているのかわからない・・・悩ましいことだ

 さて ようやく家の中に持ち込んだ引越し荷物を片付ける 新たな家の広間がこれですっきり・・・引っ越してほぼ2週間 なんとか自分の住まいになってきた 家 というのは 自分の匂いやエネルギーの場でしっかりと満たすことが大事 家と自分の間に 距離感や違和感があると そのすきまに何かが入り込む余地ができてしまう 言うなれば しっかりと 自分の家だということをマーキングして その場所を保護し 管理し 愛すること さすれば 邪気は寄ってこない てことで 家の中の何年か溜まっていたものが 僕が住んでかなり 澄んできた(いや実はかなり苦労したんですなこれが・・) だんだんと 夜の眠りも深くなってきた ま これでいけるでしょう
これからが農繁期 どうせ 夏には寝に帰るだけなので これでOKです

 時代は変わる・・・僕のつたないサラリーマン生活 1年ちょっと・・・これでも毎日 ネクタイ締めて出勤していたわけです 当時いた業界はエアコン業界 取引先は当時押しも押されぬ電機メーカー パナソニックをはじめ シャープやサンヨーなどなど 主だった会社に出入りしていた ま 永久に日本のメーカーは安泰 世界に冠たる日本の白物家電 といった按配だった あれから30年 先に名が出た会社は今はどうでしょうか? ソニーはじめ
日本で一番の福利厚生といった感じのパナソニックですら 明日はどうなるか状態 時代は変わりますなあ・・・
(でも当時思ったけど いずれ中国やアジアには勝てないと思ったけどな だって若い社員はやる気ないし優秀な人から辞めていくのが日本の会社でしょ?)
 日本の農業というものが 変わるのはいつなんでしょうな・・・畑を購入しようと思っているだけども その畑を買って そこに家を建てるのに 役所との長い長い交渉 それがOKとなってから 金銭交渉 銀行?地主さん?などなど そしてさらには その周囲の住民の同意が必要というのが必須条件 てことは 誰か一人が 印鑑押さなかったらば 家を建てる許可が下りないらしい・・・
 地主と買う側(僕)が たとえ同意をしていても無駄 役場がOkでも無駄・・・いったい これからどれぐらいの時間と お金と 労力が必要となるんでしょうか? てことで 最近はやるかどうかの分岐点を考えております・・
 日本の農地を管理する 農地法 そしてそれをてこに仕切っている農水省はじめ役人・・・この方々が 僕の行く手を大きく阻んでいるんですな そして そこに何かを挑もうとすることに もう 僕は何らの意義を感じなくなってきているんですね ありていにいえば あほらしい の一言 なんです

 農業者 農家 という肩書きがもう うざくてしょうがない という感じです 畑は永遠にやります お客様が待ってくれている限りお野菜は出荷します しかして それ以外のことがもう面倒でしょうがありません なので 僕が目指そうと思っているのは 飲食店オーナーという肩書きです 別のところに自分の立場を置いて そこから いろんな問題をひょい! とかわしたい という気持ちです もうこれ以上自分の時間や労力をあほなことに費やしたくない という思いがします・・・飲食店オーナーの肩書きはそのうち手に入ると思います その次は 占い師 です(これはすでに仕事としてやってますのでそうなんですが) そしてその次は ラジオDJです その次は・・・と もう 農業の周辺から 遠く遠く離れて行きたい 今は 本当にそう願っております・・・

3 thoughts on “2月第1週~紅一点大根出荷 時代は変わる~農家という肩書きはいらない!

  1. そうね、
    それがいいわ、
    あなたは一生懸命すぎて身体を壊してしまうから
    何でもできるんだから、、それってすごいことよ、、
    とりあえず少し休憩しながら
    やってくださいね。
    元気でいることが一番です。

  2. 日本政府は意欲ある農業を志す者が農業で生活できなようにしようとしています。
    TPPで日本の農業は破壊されます。

    さらに日本政府は農協を解体しようとしています。安倍政権はアメリカの国益のために「農協改革」をしようとしています。
    アメリカは郵政と同様に、農協の銀行や保険事業が市場として欲しいのです。だから自民党はJA全中の力を弱めようとしているのです。既得権という言葉で国民の憎悪や嫉妬をあおっているのです。

    こちらは経済評論家の三橋貴明氏の2015年2月5日のブログ記事です。
    安倍政権の目論みを的確に分析しています。できるだけ多くの人に真実を知ってほしくて投稿しました。

    安倍政権の農協改革の行く末
    http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11985869044.html

  3. 実際にJAと付き合っている農家としては
    三橋氏のような長閑な感情はわきませんね
    JAは明日にでも解体して欲しいですわ
    すでに役割を終えた組織が、単に利権団体として君臨する事が、どれだけ志ある若い農家を潰してきたか
    ここのブログ読むだけでもわかるとおもいます

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