新規就農

じゃがいも作付けスタート 農業における組織論~家族からの脱却

2月6じゃがいも始まる
今日の写真 さて2月に入り じゃがいもの植え付けも始まる さあ これで今年も始まったか という感じ・・・毎年 じゃがいものスタートと同時に 10月ぐらいまでノンストップでの戦いがスタートする 長い長いペナントレース・・・てことで 早速 管理機を使おうかと思ったが エンジンがかからない・・・・うーむ まあ よくあることなのだけども 昨年の秋に じゃがいもとねぎのはねあげ専用で購入したので(もう一台は中耕専用) まさか・・・と思い 買ったばかりってことで 馴染みの某クボタを呼ぶ・・・我が農園の場合 何よりも惜しいのは時間 自分で機械直す暇があるならば お金払って見て貰って 自分は畑仕事をしたほうが良い 昔のガソリンが劣化してキャブが詰まっていた 買ったばかりだったので費用はいいとのこと・・・ふう かなりクボタには金をつぎ込んでいるのがこういうときに活きるな・・・

 さて 久々に まったくの一人での仕事が続く 気楽と言えば気楽なのだけども 今はいいが 将来のことを考えるに やはり 有機農業というものはグループなり組織をどうするのか? というのが大きな課題だと気づく
所詮 どうがんばってみたところで 一人で 1億は売れないし 畑も限界がある ましてや 飲食店を展開していくわけで 今後畑の人員をどうしていくのか?がテーマなわけです (飲食展開は最初からスタッフを雇って展開するわけです)
 すでに 有機農業はマニュアル化の段階に入り いろんな農園でも 研修生はじめ スタッフ中心の有機農業になっているわけです そこに 加工やらワークショップなりが入ってくると 当然 どんな組織の形にするのか?が 最初から イメージしておかないと てんやわんやになるわけですな・・・
 一番わかりやすいのは 法人化してしまうことです ま 会社組織にしてしまえば 一番話は簡単 あとは ひたすら 利潤の追求を目指すのみですわな そこに一切の妥協などありえません 普通の会社と同じです(環境がどうとかエコがどうとか御託は一切関係ありません)
問題なのは 個人の農家の場合 家族中心で回そうということならば 旦那さん 嫁さん そこに 研修生からスタッフに昇格したスタッフが2~3人程度 あとは 随時研修生などを募集したりして回していく いわゆる 有機農業第一世代のやり方ですね この場合 農園主が多少頭がおかしくてカリスマ性がないと 引っ張っていけない という場合が多い ただ この形だとスタッフとその家族との関係性や能力云々でかなり差が付いてしまう 家族的な牧歌的な雰囲気で楽しく ということでよければいいけども 利益を中心に据えると カリスマ農園主について来れない家族やスタッフとの軋轢が生じて孤立するだろう
 そして 僕のような 家族を持たない まったくの一人での場合・・・法人化もせず 家族も持たず どうやって人員を確保して展開していくのか・・・うーむ ということなんですね その時々で出会う人や研修生 働きたいという若者はいるだろうけども 長い目で見てどうするのかはなかなか これ 答えは出ないのですね その意味で 飲食店の方がまだやりやすい てことで 現時点では 農園の方の結論は出ていないのですね・・・

 てことで 今後の農家の抱えるひとつの課題が この 家族から脱却した組織作り というものだろう そして ここをうまく突破できるかどうかが 実は 6次産業化がどう とかよりも より大事なものとなると思う 用は 社会人としてきちんとしていて 第3者ときちんとコみゅニュケーションがとれて まっとうであれば 普通の産業のように ビジネス展開していく上で 組織化するのは当然のこと 今まで 農業の世界でそうした議論がなされなかったのは 用は 産業の体をなしていなかったということと 農業者の多くが 単なる (井の中の蛙)という田舎物だったからに他ならない・・・・(もちろん僕は何一つ当てはまらないのは明白・・社会人として失格 男として失格 他者とのコミュニケーションもだめ 畑の中のモグラってとこですなはは) 

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