新規就農

ひょうたんスピーカー 熱中症 僕は田舎の異物です

8月2ひょうたんスピーカー
今日の写真 10年ぐらい前だったか 何かの野外イベントかなにかで 驚くぐらいきれいな澄んだ音が流れていて なんだろう?と思って傍によっていくと 頭上からぶらさげた大きなひょうたんからその音が出ていた おお!と初めて ひょうたんスピーカーなるものを見て以来 いつか 自分がお店をやるときには 絶対 これをつけよう
と思っていて 今回念願かなったわけです 店内には ふたつのひょうたんスピーカーが設置されています・・・

 暑い・・・なんでしょう 今日はことのほか暑い ちょっともう昼ごろには 命にかかわるような暑さで一旦屋内に退避 体中から熱気が止まらない すでに 気力を奪うこの暑さなわけで どうしようもありません・・・
熱中症 それは 有機農家ではあってはならないものなんですね 一般の方がそうなっても仕方ありませんが僕のような 個人の農家がそんな症状に陥っていては話しになりません・・・と言いたいところですが たぶん 昨日は熱中症の初期症状でした まあ 眼がちかちかしてきて 足に力が入らなくなるとやばいです まぶたやどこかがけいれんを始めるとすでに進んでしまっているのですが そこまでには至りませんでした・・・はー まあ 暑くて仕事になりませんわな・・・これ すでに農繁期なんですがね・・・こう暑くては何を植えたところで枯れそうですな

 最近はニューハーフとか 女装家と呼ばれる 性別的なマイノリティーが大手を振ってメディアをにぎわして活躍されている方も多くいるようで 時代を感じますな そして 思うのですが そうした方々はたぶん今まで 普通の社会の中で抑圧されて おおっぴらにカミングアウトもできずに 生きてきたその思いや葛藤を表現しているように見えます 人はそうした苦難を乗り越えて成長するんでしょうね 何らかの高みなり 自分で見つけた境地があるのかもしれません・・・さて 僕のような田舎にいる個人の有機農家というのは ちょっとそれに似ている気がします 田舎の異物 それが僕のような有機農家です 地域や田舎に溶け込んでいる 外から来ている有機農家というのは どれぐらいいらっしゃるんでしょうかね・・・僕は少なくとも 浮いているし 基本 相手にはされておりません 作った農産物は地元には一切どこにも売っていませんし ほぼ何の経済関係もありません もちろん 食べていけるかどうか というぎりぎりのサバイバルの段階を 長年やってきているわけで そんなことははなから考えている有機農家はいないと思いますが・・・・ 
 多少なり 食えるようになってからの話ですな そして 最近はより強く 自分とその田舎というものの関係を考えるのですね 僕は 自分の畑は必死になってやっている分 愛しているでしょうし 気持ちは入っていると思います もちろん感謝しております しかして この地域 という話しになってくると そうではないのですね 正直 新規就農して10年近く経ちますが つらいことが多かったです もちろん 助けていただいたこともあります ほとんどの方 農業者の方も含めて いい方が大半です しかして そうした個人的な問題ではなくて 少し大きな枠組みとして 感じるに 風当たりは今まで強かったし 今後もあまり変わらないだろうなと思います・・・それは 僕のほうから 必死になって 歩み寄るとか 地域に貢献するとか そうした次元の問題ではない気がしています なので 今は ひたすらに 距離をうまくとって 目立たないように 迷惑をかけないように ひっそりと畑が永遠にできればいいな というその一点だけなんですね僕の望みは・・・たった一人で 僕のような存在がこの屋敷に住んでいるだけで いろいろと思う近所の方はたくさんいるのだと思います いろんな田舎でこれだけ農業というものをやってきていると 誰に合うこともなく そうした 視線なり雰囲気は 感じるものなんですな・・・・だから思うのですね 心を落ち着ける場所は ここではないと・・・ カフェに週一回通うようになり やはり 風通しは都市がいいですね 素晴らしいと思います
 畑は永遠にやります 飲食展開もこれから本格的に長期でやっていきます でも どこにも住んで落ち着ける場所なんか 今のところ思いつきませんな・・・・ま どうせ 寝る場所だけなんですな当分は・・・田舎暮らしにも都会暮らしにも興味などありません 最終的にどうなるのか さあ 今の時点ではさっぱりわかりませんな・・・

1 thought on “ひょうたんスピーカー 熱中症 僕は田舎の異物です

  1. こちら仙台も連日の猛暑で秋冬の種まきとか出来てません。お互いに仕事頑張りましょう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA