今日の写真　白菜3発目５００株を植えつける　雨がどばどば降ってきて　だからどうしたというわけで　野菜の定植にはうってつけ・・・どうせ　体は汗まみれで濡れているので　この際　お盆でどうせ誰も畑に来る人はいないということで　パンツ一枚で仕事しても問題ないはずだけど　万が一の際には　村八部になっても困るしね（それでなくても頭おかしい６ヘクタールを一人でやる草だらけ農家と悪評が・・）
　きゅうりも　今年最後の植え付け１００株で終了　これで　今年の夏野菜はすべて終わった　すでに　秋の作付けが佳境を迎えていて　これから　毎日　何かの種を播くか　何かを畑に植えることになる　９月末までがラストスパート　一点の曇りもなく　全力でこなさないと追いつかない　すでにもう　飯を食べる時間も余裕もなく　軽トラで移動しながら　適当なパンかおにぎりをむさぼるだけの日々　シャワーも浴びるのも面倒で　庭にある　野菜洗う蛇口の横に　ボディソープを置いて　日中そこで上半身裸になって　ごしごしと洗うだけになってきた（まさに原始人の王道を極めつつあるぜがおー）　人間らしい暮らしなどは無縁の我が農園　カフェに出勤できる冬には　本当に原始人になっているかも・・・・（虎刈りのパンツ一枚で店に立つかな）

　この時期　お盆などで　帰省やご旅行などで　お野菜のキャンセルや変更などが相次ぐ季節なのだけども　発送ミスを連発していて　全く持って情けないというか　お客様にご迷惑をかけてばかりで　もう　謝り倒してわけがわからない状況だ・・・・今日一日で　ヤマトのサービスセンターから　３本の電話を受けて　参ってしまった　てことで　今後は　出荷担当のアルバイトの人を雇うべく　コンビニなどに置いてある　アルバイトニュースの求人広告に募集をかけようと思う　出荷は週に２回　午前中は僕が野菜を収穫して　ガレージに持ち込むので　午後から夕方まで　一人でお野菜を袋詰めして　ダンボールに入れてもらう仕事だ　まあ　件数も多いし　顧客は業務用もあって　覚えること多いけど　できれば　主婦の方で　１０年とか長く信頼できる方を見つけたいと思う（見つかるでしょうか・・）　なんとかしないと　このままだと　僕がパンクしてしまいそうなのでね・・・

　我々が生きているこの３次元の世界というものは　目に見える現象の事の起こりは最初　あちら側が起点になっていることが多い　つまり　人が何かを意図したり　強く願ったり　日々努力探求をすることにより　そこに磁力のようなものが生まれる　そして　それが　すぐに我々の３次元の世界に投影されることの前に　あちら側でその形が生まれる（そうなのですな）　そして　あるときに　それが　ぽんとこちらの世界に飛び出すように　時には　偶然を装って　それが　やってくるわけですな　たぶん　なんらかの錬金術のようなそうした体験は　何かを成してきたことのある人は皆　なんとなくわかっているのだと思います　僕もずいぶんとそうしたやり方で　いくつもの困難を乗り越えてきました　直感　予兆　気配　そして　偶然の形を伴った必然・・・常に　そうした感覚を持って　畑をやってきたわけですが　ベースはすべて　ネイティブアメリカンの修行の中から得たものです
　その根幹にある考えは　（自己犠牲）と言われるものです　現代社会は　まさに　アメリカンドリーム　自己実現　願望を叶える　あなたしかできない何かを達成すること　が　今の日本社会にあるものです　誰もが　自分の理想を叶えるべく　自分の生活があります　しかして　僕がかつて出会ったネイティブはまさに　それと　逆行するものでした　（世界のために祈れ）　（世界の平和のために　その身を捧げろ）　（儀式の間は　決して自分を扱ってはならない　その儀式に参加している人のためにだけ存在しているのだ）　親からも　学校からも　今まで自分が知った世界とは全く違うことを求められました　それは　常に　自分の中にある　エゴとの戦いです　現代に生きる我々は　いかに　自分中心の生活をして生きているのか　そして　古代から叡智を持ち続けるネイティブの暮らしは　いかに他者のためにあるのか・・・そのギャップ・・・

　幸せとは　自己探求の果てにはたしてあるのでしょうか？　西洋哲学が　最終的に　ニーチェのような（神は死んだ）　という荒廃した場所に辿り着いたその原因は　自己をいかに掘り下げたところで　壁が立ちはだかる　ということを示しているのだと思います　自己と他者とのその間にあるもの　その一見何もない空間にこそ　神は宿るのではないでしょうか・・・（と　漠然とですが　僕は今思っています）　しかして　この農繁期にはユンケルに変わる何か安全なドラッグをば・・・いかんいかん・・・