田舎暮らし

聖護院大根 オイル漏れ 田舎の過疎化

9月22聖護院4大根
今日の写真 来週 10月頭から出荷予定の聖護院大根・・・ふー この端境期はなかなかに厳しい 今畑には 見事に葉物しかない 今年は見事に夏野菜が一気に秋になりほぼ終了 その役目を終えた 例年だと 茄子は調子良ければ最後の番手がまだ出せたり ピーマンは11月までは取れるのだけどね・・・今年はやられたね

 やられたついでに・・・農繁期が最後の段階に来て・・・・トラクターの耕すロータリー 真ん中のセンター部分から オイル漏れ ああ・・・とうとうやってしまった・・・まあ センターシールドなのでいつかはこうなると思っていたが
この農繁期に壊れるとは・・・そして 休日なので クボタはやってないし・・・てことで 生命線である トラクターが壊れてしまったらば その時点で終わり・・・気持ちががっくりと切れてしまう ま よくあることです ここぞというときに トラブルがあり 更なる不幸が襲う・・・・ま 長年農業をやっていると よくあることです・・・

 世間は連休だそうな・・・もちろんこちらは何の関係もなく さらにいえば 一年で一番忙しく 正直 世間のことなどどうでもいい 俺はハウスにある苗を全部植えるのだあ! ということしか頭になく 夜も眠れない日々が続く
農道を軽トラで走っていると あまり見かけない若い旦那さんとかが 小さいお子さんを連れて 歩いている ああ・・・近所のところに 長男さんとかが里帰りしているのだなとわかる 妙に青白くて きれいなジャージを着ていて 農道の真ん中を歩いている 普段 農道なんか歩いた事ないので真ん中歩くのですね 田舎の人は農道は軽トラ優先なのでそんなことはしないのですね・・・今年のつい最近だと思う (空き家特措法)という法律ができて 日本全国の空き家問題に対処すべく行政が法律を作った 今後 空き家として放置されると 税金もかける方向だそうな・・・都市は都市で空き家にごみとかが放置されて 行政が強制的に何かできるように 田舎は田舎で
過疎問題もあって どうにかできるように ということだろうけどもね・・・ さきほどの 小さいお子さんを連れた長男さんが いずれ この土地に帰ってくることはないだろう いずれ この成田の家をどうするのか・・・どうするんでしょうね? そして 僕のような 新規就農者に安く売ってくれないだろうか その間に行政が入って 田舎で頑張る 新規就農者に優先的に 資金も含めて取り持つ・・・的な流れになったらばいいのだけども まあそんなありがたいことにはならないだろうて・・・すべて 自分で勝手に切り開け たまに差別もあるけど(放射能も降ってくるけど)それも含めて乗り越えろ! これが 僕がこの業界に入って学んだ事です 
 
 都市 - (郊外ー田舎ー過疎ー限界集落) 田舎には右の4つの段階があるけども すでに 限界集落は日本海側を中心に 数百の規模で存在していて 打つ手はない 間違いなく 人の存在しない村になるでしょう そして 今 過疎 と呼ばれる場所が 限界集落の並に飲み込まれようとしています ここ成田は 田舎 まだ 時間は残されているけども 少しずつ 過疎化の流れになっています 空き家はどんどん出てくるでしょう それを 僕は待っています 売りに出たら 速攻 手を挙げて買いますよ 将来がありますからね我が農園の・・・ 田舎に移住したいという流れは今後もあるでしょうけども 難しいでしょう お金をしこたま抱えて 田舎に来るのならばいいでしょうけどもね 実際 田舎で暮らすといっても お金はかかりますよ・・・けっこうね・・・ま 空いてる農地で家庭菜園とか思うでしょうけどもね ここらでは 僕らのようなヘクタール単位のプロ農家が闊歩していますから これまた 相手されないと思われます・・・(あの広い畑の2畝ばかり貸りたいと言われてもね・・・2反全部借りてよとなりますわな)

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