百姓ズCafe

カフェの暖房 夜のメニュー 有機農業の組織化

11月9暖房
今日の写真 季節はすでに11月第2週・・・秋から冬へと移行する季節です なので 百姓ズカフェでも 何か暖房器具をと考えて今回 購入しました これ いわゆるヒーターではなくて 遠赤外線で人間の体だけをじわっと温めてくれるのだそうです 小さいお子さんが直接触っても熱くありません 暖房器具を危なくないように柵で囲うかとか考えましたが 万が一 ということも考慮して これにしました なにやら もう20年以上やっている小さいメーカーで ひとつひとつを手作りしていて このなんだか昭和的なださいデザインもいいかなと思い決めました(なんといってもこちらは百姓だからねこれ以上ださいものはないぜ)

 週末は 久々にカフェに赴く 来年から始める夜の部門 ディナーのメニューを決める といってもシンプルに 野菜のあげたてのてんぷらを添えるというものだ 野菜のうまみをひきだすひとつといえばてんぷらに限る ってことですね てんぷらというのは まあ これまた奥が深い料理でして 和のたたき上げの職人さんの世界では 何年もかかる技術職なわけです 当然 こちらはそんなことはできないので できるだけ 衣を薄くして ほぼ 素挙げの状態に近い形で提供できればな と思います 夜の時間に対応すべく きれいな ちょうちんも発注 新年から また 新しい形をご提供できればと思います・・・・ご期待してくださいませ
 閉店してからは 新しく週末だけ少し手伝ってくれることになったスタッフ含め 会食して労をねぎらう 昼間はひたすらに さつまいも堀りを一人でしていたので 僕自身こそ癒された 普通の暮らし というものが本来あるとすれば たまには こうして週末の夜には 美味しいものを仲間と食べて 多少なりとも楽しいひとときを過ごす というものがあってしかるべきなわけだけども 我が農園の畑の状況ではそれはほとんど許されない・・・・その意味で 畑だけにしがみついていれば いつかは 心が磨耗して 視野も狭くなり 病にもなるやもしれぬ 畑を離れたところで カフェを出してよかった としみじみ思いました・・・・

 有機農業の今の課題はといえば どういう組織なりグループを形成するのか? という段階に入った すでに 栽培の段階は過ぎ去り 法人化の流れも今後加速するでしょうな・・・・・しかして ほとんどの有機農家 といえば まずは個人から始めたわけです 多くの人が 田舎で 将来本当に食べていけるのかどうか という不安を抱えながら ひたすらに 畑と格闘して その中で生き残った人だけが つかの間の 安泰を手にすることができるわけです そして たまたまなんとか食べていけるようになった僕のような人が 今後 組織化 という話しになったときには 栽培というものとは何の関係もない 経営者としての資質 や リーダーシップといった 今までやってきたことのむしろ 逆のようなものを求められる状況になるわけです・・・・当然 それは もともとその人に備わっていたものがどれだけあるのか? にかかるわけです 僕のようなものごごろついたときから アウトローで一匹狼 というような人間が いきなり 会社定款 とかこなせるわけもありません・・・おそらくここらあたりで 大きく組織として伸びるところと 僕のようなあくまでも個人のレベルで納まる人との差が今後出てくるでしょう・・・・これはもう 仕方のないことですし 大きい組織が一概に良いとも限りません こじんまりとした家族構成だけの農家もそれはそれで素晴らしいことだと思います・・・・まあ 我が農園は あくまでも 他所ではなかなかまねできないような形を模索できたらな と常々思っています 飲食展開 占い師 そして・・・と まだまだやっていく展開は先が長いのですな・・・・・どうなることやら・・・

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