有機農業

有機農家の忘年会・・(最後は必ず・・) 若者を支えるのですよ消費者のみなさん!

12月8忘年会
今日の写真 さて 先週末 有機農家仲間の忘年会が行われました まあ 天涯孤独のアウトサイダー有機農家の僕でも 多少なり お付き合いのようなものがありまして まあ 最低限のお付き合いをさせていただいております とりまとめをしてくあれているのが 元研修生のTさんなので 僕にとってもありがたいのですね・・・
 
 さて 有機農家の忘年会 となれば・・・・おそらくは 一般の方がイメージするとすれば・・・(堆肥のC/N比の数値はいくつが適性なのか といった専門的な話題で熱く語り合い 最後には上半身裸で殴りあったり TPPにおける日本政府の交渉能力に不満をぶつけ合い 互いの背中をしばきあったり 環境ホルモンと今後の温暖化対策との関連について オックスフォードが出している文献についての所感を述べ合い やはり 最後には畳の上で うでひしぎ十字を決めあったり 日本のオーガニック事情について・・・とにかく意味もなくやはり最後には みんなで歯を食いしばり一列に並び アントニオ猪木役の俺が一発ずつ平手打ちを食らわしていったり・・・阿鼻叫喚となるのが恒例であるわけですが・・・(嘘です みんな 真面目に真摯に取り組んでいる若者たちです・・・ちなみに一番手前の20代後半に見えるさわやかいけめんが僕です・・・さらに嘘です SB君ごめん!俺にはすでに髪もなく一切のさわやかさもない)
 今年1年を振り返り・・・という感じで みなさん お疲れ様でございました・・・・1年 という単位は 農家としては たいしたことではありません 日々の作付けをしていれば 1年などあっという間 その経験もたいしたものではありません しかして 人生という意味で言えば 1年はいろんなことがあります 結婚したものもいれば トラブルに見舞われたり 会を辞めたものもいる いろんな変化がある中で こうして 曲がりなりにもみんな 農家 として 頑張っている ということは どれだけ言葉を尽くしたとしても足りないぐらい 素晴らしいことだと思います・・・・

 酒も入り だんだんと場が盛り上がってくるわけですが 日頃 あまり深く話したことのない内容になったりもします その中で 僕が印象に残った事・・・ある 20代の若い若い女性の方の話 僕から見るに 普通に生きていける能力もあるし むしろ なぜ農業なんぞに興味を持ったのかさっぱりわからないと前から思っていたのだけども・・その彼女が初めて 農業の世界に飛び込んだときの話・・・(就職活動をしていたときに たくさんの企業の人と会い面接を受けたけどもぴんときてなくて ちょうどその時に マルシェかなにかのお手伝いで出会った農家さんたちが みんな 生き生きとしていて 凄く惹かれた・・・・)のだそうだ・・・うーむ・・・
 すでに 20代前半のほとんど社会経験のない女性から見たときに この社会の中枢で行われているものの大半は 魅力を失っているのだと見られている 人として見た時に どうなのか? ということに 今の社会の大半が答えていない それは 僕がかつて20代だったときに感じたものよりも さらに その溝は確実に広がっているようだ そして 同時に 夢を抱いて この農業という世界に飛びこんだ若者が食べていけるようにならなければならないわけです それは もちろん 本人の頑張りも当然ですが 消費者のみなさん そうした何も持たない若者の農家を支えてあげて欲しいのです 彼ら・彼女らが離農しては何にもなりません そして それは 無能極まる政府やどこかの責任ではなくて 消費者自身の問題として捉えて欲しいのです この国に 一人でも多くの農家を残す それは 消費者の手に委ねられているのですね・・・・・はてさて・・・

 

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