『旬の有機野菜セット』

4月第一週「旬の有機野菜セット」~春の息吹編 ノーザンルビー 有機農業畑の広さと野菜セットの限界数値

4月5ノーザンルビー
4月第一週 「旬の有機野菜セット」~春の息吹編 

じゃがいも(ノーザンルビー) 里芋 ヤーコン イエロー人参 春大根 白菜のとう立ち菜 ほうれんそう チマサンチュ マスタードサラダ ブロッコリー 葉玉ねぎ 

 今日の写真 出荷の始まった ノーザンルビー ここ数年こよなく愛した キタムラサキ が欠番となって以来 長期貯蔵に向く 色つきの品種を探していたのだけども このノーザンルビー 美味い!そして このピンクが美しい・・・ カフェでも好評だ 同じく シャドークイーンもいいけど 来年以降は シャドーとこのノーザンで決定かもしれない・・・・
僕のお野菜セットを買っていただけると もれなく このノーザンルビー入っております どうぞ よろしくお願いします!
 さて 4月のお野菜セット 春大根も出てきて 春になりました 今年は春キャベツが良くなくて ちょっと痛い しかして 昔に比べたらば 端境期の野菜セットの品目も様変わりしましたな・・・・良い意味でだけど

 さて 僕はこのお野菜セット という販売方法で20年近くやってきました まあ これだけ をやってきたわけですが 一人でどれだけの畑の広さと野菜セットを出せるのか ということをひとつの課題として取り組んできたわけです 有機農業の限界を知りたい・・・・それが 僕の動機のひとつでもあります もちろん 販売はこの際置いておくわけですが 完全無農薬で どれだけの広さの畑が回せて 常時10品目程度の有機野菜セットを月にどれだけ出荷できるのか・・・僕が研修した時代 僕ならばもっとこうやる とか思いながら研修していたのですが 独立して自分でやるようになってからは ひたすらに その課題に取り組んできたわけです 
 なぜならば 有機農業の 野菜セットという単品ではない 販売方法というのは一般的ではありますが その最大数という限界値は誰も見たことがないのですね まだ そこらあたりのことは 未知数でありまして 一刻も早く そこらへんを知りたい と僕はずっと思ってきました・・・・
 有機農業第一世代の先輩方は 60年代末から始めて 無農薬で野菜を作れることを証明した しかして なかなか食べていけるのは難しい いやほとんど不可能だといわれたわけです しかして それはもう昔の話し
作れる そして やりようによっては食べていけるし なんとか 産業の体を成す という入り口までは来た様に思います ただ 栽培に関しては まだまだ余地がある 僕はそこらあたりの限界を突き詰めたい と思ったわけです・・・

 現在の結論から言えば MAX 10ヘクタール まではいけると思う そして 月に1000セットは無理でも その半分は出荷できると思う(僕はまだそこまではいってないけど) もちろん すべて一人で・・・
 その畑の広さと数字を考えれば 新規就農者にとっては 莫大な設備投資も含め 資金的にも回せると思います 今後 トラクターの無人運転やら まだまだ 新しい技術がいくつか出てくるだろうから 可能性はあるのは間違いない つまり 有機栽培の 作物栽培はペイできるものだ と言っても差し支えないと思う・・・ただ・・・ここからが問題で 用は畑の作物栽培は可能だけども 販売・加工など そちら側が問題だというわけです
 野菜セット 個人ではそこまで売るのは至難の業 よほどの有名人か 毎日万単位のアクセス数のあるホームページを作るか・・・まあ 普通にやっても無理でしょうな その意味では 我が農園は 飲食展開にひとつの光を見出そうとしているわけですがね・・・これはこれで 大変ですわな・・・我が百姓ズカフェはもうすぐ 1周年・・・あまりに忙しくてばたばたしていて 何かを振り返る余裕はない 今はもうひたすら前を向いて走り続けるのみ・・・走れメロスならぬ走れ百姓!

 

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