有機農業

神のテープ 日本の高校進学率とオーガニックの数字 ゴングが鳴る瞬間までね

9月5神のテープ
今日の写真 財布を取り出すと 小銭入れから小銭がばらばらと落ちる・・・・うーむ まあ 単に小銭入れの底の部分に穴が開いているだけのことだけども ズボンの後ろポケットにいつも財布を入れて農作業をしているのですが まあ 財布持ちません・・・こすれるんでしょうか 3年持ちません てことで 毎度 こうして布テープなるもので補強するわけです・・・これは個人的に (神のテープ) と僕は呼んでいます 普通のテープと違い この布テープは 頑丈でこれさえあれば 万が一 交通事故などで 車のバンパーがたとえとれても このテープで補修すればつけられます・・・・昔 宅配でどうしても卵が割れるケースが多くて ヤマトに相談したところ (たぶんすべらないテープならば大丈夫じゃないですかね?) とのなにげないドライバーさんの発言で なるほど! と思い このちょっと割高な布テープに変えたところ ほとんどなくなりました・・・ドライバーを手のひらに突き刺したときも 医者行くまで この布テープでぐるぐるまいて止血しました まあ 僕のような仕事をしている人間には 車の中や身近にこの神のテープさえあれば 何かと重宝します(気に入らない奴はこれで体ごと巻いてしまえば動けないしね・・・そんなしたらあかん)

 日本の高校進学率は 96・5パーセント だそうです・・・多いのでしょうか 少ないのでしょうか そうしたものでしょうか? ある意味 高校に行く ということは 常識なのでしょうか? 日本の農産物のオーガニック流通の割合は 0.16 パーセント・・・オーガニックでない割合は 98・4パーセント 高校に行く ということが常識とするならば 農産物は 基本農薬を使って作るものが常識 だといえるわけです・・・・ある畑は 農薬を使う ある畑は認証と取る必要があるから 無農薬 こうした農家さんがいます 消費者は こうした農家さんのことをどう思うのでしょうか? 有機農家 という存在がいます 畑はもちろん 農薬は使いません ただ 通路や道路 家の周囲には 普通に常識として 草を抑制するために 農薬を使います そうした有機農家さんのことをどう思うのでしょうか? ちなみに 僕は 一切 畑以外の場所でも農薬は使いません ・・・なぜか? 理由はいろいろとありますが ひとつには 僕のお客さんは おそらく できれば 畑以外の場所でも使って欲しくない と思っていると勝手に推察しているからです お客さんが関係あるのは 圃場 である 畑 だけ だからそれ以外は関係ない とすれば それはどうなのでしょうか・・・・農業の常識と 消費者のイメージ 現実と理想 そうしたものが入り混じったものが農業の世界です 

 ミック・ジャガーは数千人の女性と寝た と噂ですが 実際に会った人のイメージでは ツアーともなれば 日々ジョギングをして体を鍛えて 夜は喉を守り湿気をめぐらして眠り 酒は控える という イメージとはかけ離れた生活だそうだ(どこまでが真実なんだろう?) 
 有機野菜 という言葉にまつわる 消費者のイメージと 実際は大きくかけ離れたものです 畑を実際にご覧になればよくわかるでしょう そして 有機農家 というイメージも同じ 僕はこの業界に入って20年 ですが 
正直もう うんざり だと思っている部分は山ほどあります(どうせなら どこかのミュージシャンのように畑に出るときだけはサングラス外さないとかしますかね?) 
 僕は命を削って日々 野菜を作っていますが だからといって この世のすべての農産物が100パーセント無農薬になることが一番だとは思っていません(そんなことしたら億人単位で飢えが出ますよ) 今後 30年の間に この国のスーパーの売り場で オーガニックが5パーセントなることがあるでしょうか? 僕はならないと思っています この国の消費者に関して僕は 極めて悲観的です(この20年何がどう変わったのでしょう) 僕が生きている間に 1パーセントを超えることはないでしょう(1パーセントでも 97・4パーセントですよ どう思います?) 
 自分のやっていることが 社会的に受け入れられたり 評価されたり 賞賛される・・・まず一番最初にそこを手放すところから始める それが 日本の有機農業というものだ と 僕は思っていますし そこに期待などしていたらば 命はいくつあっても足らなくなります・・・僕は ただ 最後まで立っていたい(神のテープを体中に貼ってね) それだけです ゴングがなる瞬間までね・・・ 

 

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