野菜あれこれ

ようやく巻いてきたキャベツ 気持ちはアラスカ! 黒田の引退に思う

11月2キャベツ
今日の写真 ようやくキャベツが巻いてきた・・・来週からほんの少し出せそう でも すぐに終わる・・・今年は白菜は大丈夫だけども 前半のキャベツ・ブロッコリーそして 大根がほぼ全滅・・・12月以降の後半戦にならないと持ち直しそうにない・・・まあ ここ数年ない状況・・・近くの生産法人も大根の出荷を取りやめたそうな・・・野菜が高騰とあるけども まあ 当然でしょう・・・天候次第でできるときもあれば 出来ないときもある それが農業・・・生産者はそれを熟知して 前提でもって商売をしているけども 日本の消費者はそれを許さない 生産者に寄り添う?・・・いやいや クレームすれば 大根できるとでも? もちろん それもひとつの有効な方法かもだけどもね・・・生産者と共に手を取り合って育てていこうという姿勢が もっともその産業を活性化するのですよ おわかりですかな?

 先週から今週にかけて・・・車2台 ヤマトの支払い 数か月分のダンボール代金 そして カフェの看板取り付け業者への支払い うーむ・・・・軽く3桁が飛んで行く えーと・・・よほど 気持ちを落ち着けてないと 心がどこかに行きそうになる 俺は地球に住む人類で(北京原人じゃないのか?) 日本と言う国の成田で 畑をやっている百姓なのだ と言い聞かせてないとね・・・アラスカに行きたくなるのさ(連れてってくれ松本!俺を!アラスカの地へ!) 悲しき自営業なのさ・・・取り乱しました・・・

 男・黒田が引退したようです・・・TVを持ってないし 野球の試合などほんの少しも見てないけども 今日 ユーチューブでその引退の様子を3分だけ見た 胴上げをされて グラウンドに一人 最後にマウンドにひざまずいて感謝を捧げていた・・・その背中からは 何かが立ち昇っている 人は深く何かを決めると その瞬間から磁場のようなものが形成される そして その磁場がいろんなものを吸い寄せ 現実という周囲を変えて行くことができる・・・ 仕事というものは もちろん 生活のためでもあり 家族のためでもあり そして 社会に貢献するためでもある お金がからんでいたり いろんな複雑な要素が充満していて 晴れやかな思いよりも 常になんらかの重荷を背負っている人も多いと思う・・・でも 人類は・・・といえばおおげさだけども 人は 仕事というものを通じて 社会をより良く変革してきて そして 次の世代に夢を繋いできたのだろうと思う 僕は 50代にして 初めて そうした 人の思いというものを夢に託して次へと繋げてきたんだ ということをしみじみと実感できるようになった 彼は 自分が決めてきた思いや願いを 確かに 誰かに何かに渡したのだと思う・・・

 僕は 自分の頭の中に有る農園が完成するのに 3世代ぐらいかかる と思っている 当然 僕が生きているときには無理だ 次の世代 そして さらに次へ・・・それぐらいまで 僕の残した意志 のようなものが託せればな と思う・・・まあ まだ 生まれてもない世代がどうやろうが自由だけども・・・
(でも 黒田は20年で現役を引退 僕はまだまだこれから20年・・・うーむ・・・最後の時は 僕も黒田と同じく 動かなくなった足をひきずって 畑に感謝を捧げていたらばだ・・・若いスタッフがトラクターで そこじゃまなんですけど? とか言いながら俺を邪険にするんだろうな・・・車椅子ごと畑に寝そべってやるさ!は!)

 

  

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