田舎暮らし

おされなランチ 目指せ百姓ゆーちゅーばー 都会のエコ雑誌に見る田舎幻想その1

3月12昼飯
今日の写真 素敵なランチでしょう? 日曜日はお手伝いの人数も増えるので 専属スタッフYさんにお願いしてちょっとした料理をお願いしている いい感じでしょう? 素敵でしょう? (もう収容所とは呼ばせない・・・)

 最近 ユーチューブをご覧になった方からの お野菜の申し込みが入り始めた うーむ・・・ガッツポーズ!握り拳を噛み締める SNS華やかなこの時代 いいね! を撃たなくてもいい方法はないか と模索して 僕なりのユーチューブ配信を始めた 登録者も1000人を越えて番組として成立し始めたか・・・野菜を売るためならばなんでもするさ (うれし楽しや百姓ゆーちゅーばー)
 
 農業とは何か? 理念ではなく技術です 農業とは何か? 晴耕雨読ではなく職業です 農業とは何か? 生産半分販売半分です 農業とは何か? スピードです 農業とは何か? 人生を賭けるに値するものです・・・
農業とは何か? エンターテイメントです・・・・農業とは? と聞かれて 答えなど 100万以上あるでしょう どれもが正解です ある人はビジネスと言うでしょう ある人は環境問題と言うでしょう(僕は言いませんが) なんでもありです ただ・・・だからこそ 真実は伝わりにくいのです そこには 多くの幻想とロマンと思想が入り混じって 僕らを苦しめます・・・

 (ソト〇ト)という雑誌についてどう思いますか? と今日聞かれました おお・・・僕もたまーに 街に行って書店に入ったときにロハス系の雑誌の一群の中にあるそれを読むこともあります 素敵な雑誌です なんておされな雑誌なんでしょう と思います ああ・・・僕も行ってみたい そんな世界に行ってみたい 俺を連れてってくれ と毎回思います・・・だけど 僕は知っているのです その雑誌に書いてあるような世界は この国のどこにも存在しないことを・・・都市の意識高い系の人が思う 田舎は 実際の田舎とはずいぶんとずれがあります もちろん 僕の周囲でも 半農半X 自給自足 パーマカルチャー エコ暮らし などなどのキーワードを掲げて生きている人はたくさんいますし知ってますけども 数年でいなくなったり 場所を変えたり 畑や家を維持できなくなったりします 当然ですね 安定した職業を営んでいなければそうなるのは 都会でも田舎でも同じです
 (草だらけで放置した畑を誰が貸しますか素人に・・) そうした人に会って僕は聞きます どうやって田舎で食べていくのですか? (スモールビジネスです!) スモールビジネスとは何ですか? (・・・・・) はい 答えなどあるはずがありません それが雑誌に掲載されている幻想から生まれた言葉だからです (コンビニでレジ打つのはそれじゃないの?)
 今日の写真のような 素敵なランチを毎日畑の木陰で食べられる 後ろには羊の群れがいたり 子供たちが遊びまわったり 土の汚れが目に付かないおされな服を着こなして・・・いくらでも映画のストーリーのように絵は広がります でも 実際は 出荷場の小汚いガレージにて 収穫コンテナけつに敷いて 若くもない おされでもない(頭も禿げ上がった) 人間が飯を食らっているだけのことです・・・

 農業とはリアルです リアルそのものです ロマンはありますが たぶん それは都市の人が思うものではありません 今日 週に一度来てくれている手伝いの男性の方が (僕はこの場所が好きです) と言ってくれました ほー・・・過酷な労働だけではないようですよ我が農園は・・・その答えが知りたければ どうぞ 畑に手伝いに来てくださいませ(あ 生きて帰れるかは知りませんが・・・収容所じゃねーかやっぱ) 

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