有機農業

甘甘デザート 有機農業は正しさからの脱却を計らねばならない・・いいから黙って畑やれ 人生設計てわからないのです

4月4デザート
今日の写真 本日は出荷日 昼飯は面倒なのですっ飛ばして作業を行う ただ・・・野菜の収穫を終えてひと段落すると ちょっとしたティータイムは取る その際には この写真のような おされな一品が出てくる・・・・うーむ・・もちろん 僕が作ったわけではなくて スタッフYさんの手作り 生クリーム掛け放題で甘さが疲れを取ってくれる(これで収容所でも刑務所でもないことが証明されたと思う・・)

  有機農業は(正しさ)からの脱却を計らねばならない・・・・この4月の頭は端境期(はざかいき) 先日 友人の有機農家さんが 僕の里芋とさつまいもを購入してくれた そう この時期は畑には野菜が少ない 完全無農薬で年間10品目前後を途切れなく出荷し続ける というのは 簡単ではない この4月にどれだけ充実した野菜セットができるのか それは 実力の世界そのものである 今日は サニーレタスとグリーンレタス 2種類のレタスを出荷した イモ類は 里芋とさつまいもの2品種 しばらくすれば 最後のじゃがいも(シェリー)が満を持して出荷予定だ イモ類が2品種 葉物はレタス系や ミニブロッコリーとも組み合わせて できるだけ レパートリーに富んだものを入れていく このように 端境期(はざかいき)だから とか 無農薬 だから ということは もう日本の消費者には通用しない 葉物ばかり 根菜ばかり そうした単一な野菜セットでは 支持されない いかに 食べやすく でも 驚きも充分 いろんな意味で 機能としてもエンターテイメントとしても そして最後には 価格的にも満足してもらわねば 日本の消費者は見向きもしない・・・無農薬が正しいから 耕作放棄地を借りて新しく田舎で農業をやることが正しいから 種を取る事が正しいから・・・正しい というのは あくまでも 主観 です 農家の主観なのです それは 買っていただける消費者には 基本 関係ありません 正しいかそうでないかは 他者が決めることです ゆえに 理念や主張 あるいは 正しさ を強調して 農業を展開したとして 成功するとは僕には思えないのです・・・・
 (いいから黙って野菜作れ いいから黙って畑やれ いいから黙って野菜売れ 端境で野菜ないからと言い訳する時間あったらお客様に土下座して詫びろや)

 子供のころ何になりたかったのか? そう聞かれてすぐに思い出せますか? 小学校の時の文集のようなものたしか 卒業文集みたいなものを1冊だけ持っています そこには 同じクラスの男の子たちがみんな 将来何になりたいかを寄せ書きしています レーサー プロ野球選手 パン屋さん 大工さん 学校の先生(おえ!)
昔は IT創業者や サッカー選手 ユーチューバーとかなかったよね・・・僕はなんと書いたのでしょう・・・
 (自分に責任が取れる人) はい このような抽象的なことを書いたのは 僕だけでした・・・何がって みんな何になりたいかイメージできていることに一番驚いたのですよ僕は・・・

 そして 50歳になった今でも 実は何になりたいのかさっぱりなのです はい 僕は20歳を越えてもこの方 ただの一度も何になりたい と思ったことはありません 農家にだってなりたくてなったということではありません サンダンスを踊ったのもインデアンになりたかったわけではありません チベットに行ったのも坊さんになりたかったからではありません 水商売をやったのももてたかったわけだからではありません・・・(いや嘘だろ)
 未だに 何になりたいのか 何をやればいいのか 実はよくわからないのですね・・・ただ ただ その時々で おもしろいこと そして かっこいいこと そのふたつがあれば 行動に移して来ただけのこと 今は ラジオDJがおもしろくかっこいいかも と思っているので ちょっとやってみようと思ってやっているだけのことです・・・
 若い頃より そうした しっかりとした人生設計なるものをきちんとやっている人を見ると もう 僕は果てしなく遠い世界のように思えます そうしたきちんとしたことを どうやら 僕は ださい と思っているようなのです
だから いつまでたっても よくわからないことをやっているのですね はー・・・・あと9年で還暦ってどうよ?

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA