新規就農

最後はシルクロード 天命と 夜の勉強が大事なのよ

10月25今年最後の茄子
今日の写真 これは 昨年10月25の最後の茄子 こうして 10月というのは 夏が終わるのです 季節は何があろうとも 進んでいきます そこにどれだけ 喜びや悲しみがあろうとも 前に進む 人間とは勝手なもので いい時には 時を止めたい永遠にいたい と思い 嫌なときは 忘れたい 早く嵐よ過ぎ去れ と思う・・・・だから 農業は素晴らしい仕事なのだ なぜって 百姓の立っている足元のルールは 人間の作ったものではなくて 自然のルールに依存しているからだ 学ぶべきもの 学ぶべき対象は すべて 自然の中にある だって 人間の作り上げた社会ですら 自然の一部だからだ そう いつかは シルクロードのように 哀愁漂う廃墟となるのだ 所詮そんなものなのさ・・・

 何人かの方に (ラジオやらないんですか?)と聞かれる うーむ・・・そうなんですね 月に一回といいつつ 6月を最後のすでに10月・・・うう 夏ごろから仕事に追われ 順調に顧客が減っていき それどころでなくなってしまった・・・ただ こうして 辞めようと思うと やれ! と人の要望を通してメッセージがやってくる 僕はなんでも自分で決めてきたように思うけども 実は違う どうしようかな?と思っていると こうして 需要を通していく道を示してくれる そして それに従うだけだ 農業も占いの仕事も カフェの出店もそう 自分で決めることと同時に 道を示してくれること そのふたつが同時でなければ 事は成就しない・・・ま 天命 ってやつですな

 10月の半ばになり 夕方6時にはすでに真っ暗 こうして 昼の時間が少なくなり 夜の時間が増えていく・・
農業というのは 昼はそれこそ じべたはいずり回って必死に土にまみれて働く 体中心でいくわけです でも 新規就農してみればわかるけども 最終的に生き残れる人とそうでない人の違いはどこにあるのか? 夜 なのです・・・夜 いかにして 農作業を振り返り データを取り 明日へとつなげて行くのか ぼーっと日中働いているだけでは ベテラン農家には勝てるわけはありません 5年10年で何でも知っている的な顔ができるかどうかは 夜の勉強にかかるのですな・・・オフィス北野社長 森氏 そう 北野武の事務所の社長さん その昔 付き人をやっていて 一緒に暮らしていた時代の話 テレビ全盛の時代 ほとんど寝ることなく昼夜働くたけしは それでも 夜飲み歩くらしい そして 夜中に家に帰ってきて 森氏は 一緒に暮らす別の部屋にへろへろになって 倒れて寝込む ふと起きて朝方 トイレに立つと たけしの部屋からは明かりが漏れていて 机につっぷしてネタ帳のノートにびっしりと書き込んで寝ているそうな・・・それを 見て ああ!この人に付いていこう! 単なる天才じゃないんだ と思ったそうな・・・冬は 夜が長くなる 毎年 一年を振り返って 畑の反省をしていく そして 来年こそは 来年こそは 何があろうとも完璧にしてやる と意気込む そして 必ずうまくいかない・・・その繰り返し 地道な努力こそが 成功への近道 あ! でも 有機農業は努力しても報われるわけじゃない でも 凡人はせめて血反吐吐くまでやらないとね 無駄だとしてもね・・・・ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA