コラム・百姓から見た世のつれづれ

ズッキーニ始まる 都市ー田舎デュアラー 何もわからない

今日の写真 ズッキーニの植え付けが始まりました さて もう春本番でもって 畑は春から夏へと移っていきます これから かぼちゃやきゅうりなど ウリ科の野菜がどんどこ畑に植えられていきます 夏野菜というのは とにもかくにも 苗を植えねばできません これから ノンストップで5月の終わりまで ひたすら 苗を畑に植えていきます 成功しようが失敗しようが かまうことなく どんどこいきます そう この感触はあれですね ナンパに近いですね 無視されようがなんであろうが どんどこ声をかける 水商売時代 仕事でそんなことをしておりました 恥ずかしいのは最初だけ 慣れれば それこそ ストリートが俺の舞台 ギャグの切れも増すというもの さあ 今夜もはらほれひれはれー!(何を書いとるんだ俺は)

都市ー田舎 この両方に生活拠点を持ちながら生きる人のことを デュアラー というそうな・・・へー・・・・最近流行りなのが 都市で普通に仕事を持ち暮らしながら 週末は田舎で暮らす 的なものらしい・・・ま かっつりの田舎暮らしというよりも ライトな形ということでしょうか・・・それは僕も勧めますね 僕にとっては 田舎が職場なので 今の 目標は 脱田舎 ということになるわけですが まあ 畑がある限り田舎からは 離れられません しかして 田舎で専業農家 といっても いくつか抜け道があります それは SNSなどを使ったりして 野菜の生産は田舎ですが それ以外は 都市と結びつく ということです 僕の場合は 農園の形態が直接 消費者にお届けする という形からも より 消費者と結びつく形でないと営農自体が成り立ちません 現在 動画配信のユーチューブに力を入れていますが これも 将来 なんらかの形で 都市ー田舎 を繋ぐひとつのツールになればな と思っております 残念なことに 今の 有機農業 というものは 僕が昔思い描いたモノとは随分と違う形になってしまいました 嘆いても仕方ありませんが すでに 有機農業=ビジネス化 という流れは変えられそうにありません 僕自身は その流れに抵抗も乗る事もありませんが 独自の道を模索したいと思っております・・・10年後 我が農園の形は 驚くほど変わった と思えるぐらいの変化ができたらと思っております・・・畑は永遠にやりますが その形は変えていこうと思います

先日 街中の携帯ショップなるものに 何年ぶりかに行ってみたけど(なんせいまだガラケーもはや縄文土器か) そこで久々にTVを見る なんと 番組に出てる人やCMに出てる人 全然わからない うーむ・・・・時代に取り残されている のは間違いないのだけども だからといって 何も恐れることもない 50を過ぎて 大事なことというのは それほど多くない 世の中の大半が 僕には関係がない それを知れば知るほど 心が落ち着き 僕は自分の道を歩くことができる そして それは実は若い時だってそうなのだと思います そう思えないようにうまく罠に絡め取られているのが今の社会でしょう 会社の同僚は辞めた瞬間から何の関係もなくなる のが事実だとして だとしたら 今の自分に誰がどれぐらい大事なのか? となれば 誰も関係がないー(僕はそうでした) ま そのようにして 一人で百姓になりましたので そのように生きておりますですはい・・・以上

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