有機農業

じっと手を見る

1564a4f0.春一番だそうだ たしかに強い暖かい風が畑を抜けていく そのおかげでビニールトンネルが何本か飛ばされて対応に追われる 

朝 野菜の収穫をしていると新しい畑を借りることになった地主のおじいちゃんがやってくる 姿を見て直感的にいい話じゃないとわかる どうやら予想通り 親戚関係たぶん息子さんあたりから クレームがきたようで 税金がどう・・・と話をしているのだけど やんわりと 断りの話のようだ 僕も正直面食らったので 言葉を濁すにとどめる おじいちゃんが去って さあ どうしたものか と考える もうじゃがいもとか植えてしまったしなあ

結論からいって たぶん あの畑は無理だろう 自分の中からはそうした結論しか出てこない 迷惑かけるわけにもいかないし しょうがない これで 今年の作付けはすべて予定が狂ってしまった 

出荷を終えて 種蒔きをして 休憩しながら 自分の手をじっと見てみる 自分の努力が足らんのか 運がないのか 自分としては打つべき手はすべて打っているつもり 最近いろんなものが自分の前から去っていく あ そういえば今年はほんやくだった お昼過ぎには 畑をやる気力が 失せてしまった お家に帰ろう 

3 thoughts on “じっと手を見る

  1.  お気の毒です。何ででしょうね。そういう意味で、今の地主さんはGREATですね。同じ集落にあって。ヤギはどんな利用をしてるのでしょう?僕もヤギを飼いたいと思っていて。
     気持ちだけですが、七沢農園を応援してます。

  2. いつも世界一美味しい野菜を届けてくださって
    どうもありがとうございます。

    >自分としては打つべき手はすべて打っているつもり 

    僕の手はまだまだ使えると思います。
    何か、なにか出来ることはありますか?
    署名集めておじいちゃんに理解を求めてみるとか
    弓木野さんの後ろにはどれだけの人達が弓木野さんの
    野菜を欲しがっているか教えてあげるとか・・・・。。

    僕の手は充分余ってます!

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