今日は朝から風が冷たい　いつもハウスの裾を開けるのだけど　今日はやめておく　この時期は猫の目のように天候が変わる　それにあわせてハウス内の苗の管理をするので　気持が落ち着かない　恋人を待つ乙女のように　天気の気持を探る　そんなかわいげな百姓です

忙しい　出荷を終えてすぐに作付けに取り掛かる　今日はキャベツの定植　どんどんでかくなるキャベツの苗が植えろ　と僕を即す　でもって　新しい畑に苗や部材を持っていく
　で　今日の写真　この道は新しい畑へ行く道　左に見えるのは僕の畑にある　トラクターの保管小屋　そうなんです　新しい畑は歩いてすぐの距離にあるので　こうして歩いていけるのですけど　この道　舗装されてなくて　いわゆる山道　この道凄く気にいってます　いまどきこんな田舎の匂いがする　道はそうないと思う　誰が作ったわけでもなく　なんてことのない道だけど　土手にいろんな花が咲いたりして　つかの間のお散歩気分が味わえる
　小さいころはこんな道ばっかりだったけど　今はもうなくなってしまったな

つかの間の散歩を楽しむと　作業に追われる　今日は風が強く　植えたばかりのキャベツが今夜心配なので　黒かんれいしゃをかけて　守ってあげる　風に負けるなよ　
　終えて出荷小屋に帰ると　宅急便屋さんが来ていた　そう　宅急便屋さんが畑まで　とりに来てくれるのですね　これほんと助かります　でも一輪車でダンボールに入ったお野菜運ぶので　よろよろして田んぼのあぜを運ぶ姿はけっこうほほえましい　世話になっていてなんだけど・・・