新規就農

過疎地への就農

f2c84f84.暑いけど 太陽が出てこない 今日もそんな日 日差しがかっと照りつける日が懐かしいぐらいそんな日が少ない ほんと 春から今まで変な天気だ

今年借りた新しい畑 もう出荷できなくなったキャベツや 人参のベッドをかたつける 新しい畑は草が少なくて 片付けは楽 でもやはり草が少ない分 畑には力がない 土というのはことにやっかいなもので 人間の都合どうりにはいかない 肥えろ肥えろと肥料を入れても思惑どおりにはいかない 自然とは人知を超えたバランスでしかも常に変化していく 僕ら百姓はそれをじっくりと観察して 土を手に取り 時には舐めて 土の目指す方向性を確認していく 土作りというけれど 土は人口的に作ることはできない ただ ほんの少し手を貸してあげて いい方向へ向かうように 祈る というと 大げさで非科学的すぎるかな 

枝豆が出荷できそうだ 人参もしばらくは大丈夫 ふー じゃがいも 玉ねぎがやはり大量に余りそう なんとかしないと・・・今年は今のところ台風が来ていない 全然こないとそれはそれで なんとなくいいのか?という感じで不安になる

まだ畑のかたつけや 出荷も続いていて じっくりとは取り組めないけど 次の場所をそろそろ考え始めている 過疎地をイメージしているのだけど 実は神奈川県には過疎地はない・・一見田舎のところはこの神奈川にも一杯ありそうだけど 実はない そのあたりが各自治体が積極的に農業や 新しく人を迎えようという雰囲気にはならないひとつの原因だろう
 九州の過疎地にいたときは 50代の人間がもういなくなり 村の祭りでみこしを担ぐ人がいなくなり 祭りが取りやめになる という情けなくも笑えない話がいくつもあった
でも そうした土地でも新しくやってくる人には冷たい 独身で移住した僕には本当に冷たかった(まあ僕のふうたいが怪しかったのもあるだろう)
 過疎地に行くにあたって 問題はいくつかある 宅配などの配送の問題 ネットができるか さらに資材の手配はどうするか そして 地元の方の手助けがどの程度期待できるのか などなど 想像するだに なにやら寂しい気配が漂う 一人でやっていけるかなー と漠然と不安になる まあ 今までもこれからも そうした不安はつきまとうだろう これは農業に限らず なんでもチャレンジだ と前を向こう うん 今日の写真 収穫したてのきゅうり うーん お客様から こんなにおいしいきゅうりは食べたことない と言われて有頂天になり 載せました 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA