ああ　誰か僕に政務調査費ください・・・・　年間120万円まで　何に使ってもよく　誰にも文句も言われず　領収書も適当で　しかも税金　そして今日ラジオで　なんと国の税務のあり方を審議している　大阪大学の教授が　年間たった3回行われる東京での会議のために　都内に相場だと数十万円もするマンションを　わずか7万7千円で借り上げた上　なんとなんと大阪から愛人を連れてきていっしょに暮らしていたという　これもちろんすべて税金です
　我らが必死に働いて納めた税金が　とある大学の先生の愛の（？）巣に一役買っていたという図式　

　思う　外国を旅すれば簡単にわかるけど　日本は衣食住の心配はないし　普段の生活で命の危険もほとんどない　選びさえしなければ　仕事は山のようにあって　食べていくことはできる　四季の移ろいも美しく　素晴らしい国だと思う　焼け跡の灰の中から　復興して60年以上経ち　そのがんばった方々のおかげで　僕らはありがたくその恩恵を享受できている　だから先に書いたようなことは　ほんのつい最近までは　表に出てこなかったものなんだと思う　僕の田舎では昔（みんなそうだったと思うけど）国鉄も　役場もみんな　こね　で入った　それが当たり前だったし　建設関係の談合も含め　制度として機能していたんだと思う　それが　時代の流れなのか　どんどん表面上に登るようになってきて　いろんなところで　制度が崩壊していって　新たなやり方を　模索している状況だ

だからこれからも　驚くような　もちろん頭にくるようなことがどんどん出てくるだろう　それは　ある意味進歩しているということ　そして　速やかに適切なやり方を新たに　構築していく必要がある　それこそが　僕らの世代に課せられた課題なのだと思う　

　朝早い仕事なので　時間が不規則なのだけど　今日たまたま夕方のNHKで　奇跡のりんご
の木村さんが取り上げられていた　そう　自然食品関係や有機農業関係の間でも　有名なのが　この　木村さん　僕もお名前だけは存じ上げていたけども　初めて今日お顔を拝見することができた　で　このお方　何が凄いって　りんごを完全無農薬で　一切の化成肥料も有機肥料も使わない　いわゆる自然農法である　一般の方はよく誤解しているけど　自然農法と有機農法は全く違うもの　僕のような有機農法をやっている人の多くは　自然農法というのは　職業として　成立させるには難しいというのが一般的な捉え方だし　僕もそう思っている　
　で　この木村さん　そのりんごを作るのに　8年かかっている　6年目に自殺を決意されてその一歩手前までいって　ヒントを得たそうな　その8年の間　りんごはほとんどできていない　つまり生活はその他で賄った様子　そして　今では年間に何回か　酢を撒く程度で　立派なりんごが成り　一個何百円という目の玉飛び出る高値で　引く手あまた　まさに奇跡のりんご
　テレビでは　60歳でその木村さんに師事して　りんごの無農薬に挑戦奮闘されていた方の苦労もやっていた　野菜は無農薬でなんとかできる　それは僕も実際にやっている　で　りんご　地主のおじいちゃんが　2反　りんごをやっていて　僕も何回か手伝った　はっきりいって完全無農薬で　りんごを作れといわれたら　僕はあきらめると思う　それぐらい困難だ
　この　木村さん　農業者というよりは　お坊さんに近い　すでに何かを達観された境地で何かしらの　秘儀を用いて　りんごを作っているといったほうが　真実味がある　人として学ぶべきところは　たくさんあると思うけど　業（なりわい）として　このやり方が一般的になるのは　いつになるだろうか？　野菜だって無農薬でできる　とわかってきたのはつい最近のこと　果樹はあと　20年？30年？50年？
　
　で　今日の写真　私のやっていた　パーマカルチャー畑の　りんごとキャベツのコンパニオンぷらんつである　りんごの周囲には相性の良いハーブを植えてあります　はい　これは私が3年間実験栽培したものです　奥に見えているのがりんごの木です　パーマカルチャーの　積層マルチという技術を用いてやったもので　これもまた　自然農法です　で　3年やってみて　りんごはできたか？　はい　ぴんぽん玉みたいな小さいのが　たった一つ成っただけでした　ただ　私の感想は　いくつかの技術を用いればできなくもないかなー　という感触だけは得ました　はい　なので　次の移転場所では　当然これもチャレンジしたいと思っています　野菜セットに　同じく完全無農薬のりんご　入っていたら　お客さん喜ぶかな　と思いますので・・・・・　乞うご期待