ネイティブ・アメリカン

8月6 今日という日

24a650e8.さて 今日の写真 これは昼食に作ったなすの煮込みです なすがたくさんできてきて 捨てるほど余り始めてきたけど これは賀茂なすを使った簡単な料理 だしとみりん 醤油を少し入れて強火で5分 最後に卵を落として出来上がり とろとろのナスに卵がからみ 絶品です そーめんと一緒にすすりこむ 至福の時

午前7時の時点で 30度はある まったくもって暑い どれだけ気温が上がるのか皆目わからないので できるだけ朝早い時間にがんがん仕事をするが どうしても昼まで畑仕事が押していき そのうち暑さで どこかがやられていき(頭?)畑の奥になにやら 蜃気楼のようなものが見えてくる キャベツ ブロッコリーを植えて なんとか午前中が終わる 一旦帰り 冷水シャワーを頭から浴びて 恍惚状態に・・・もう何がどうなっても いい気がしてくる(落ち着け)

 さて 今日のねた 8月6 というのは僕ら日本人が忘れてはならない日 毎日そうしたことを考えたりする必要はないと思うが この日ぐらいは 思い返して祈りたい このぶろぐにも何度か書いてきたと思うけど こうした機会にまた お伝えしたい

サンダンスというネイティブ・アメリカンの儀式に参加したときのこと 僕らが師事する 酋長は
シチャング・ラコタ族の酋長 チーフ・クロードック という人です 伝説的な人物で 国連で演説したり 彼に関する著書も数冊あり まあ そういう方です で 僕ら日本人のグループにある日 酋長からお呼びがかかり緊張の面持ちで 彼のティピ(住居用テント)に案内された そして僕らを前に 彼が語り始めた
 
 『私はいつも思っていることがある それは 広島・長崎のことである あの爆弾の原料は我々の土地から取られたものだ だから 私にも責任がある そしてそのことで日本の方にいつも心から お詫びしたいと思っている 今日はあなたたちにそれを伝えることができてよかった』

僕は 心をわしづかみにされたように感じた あれはアメリカ人がやったことで 政治的にも迫害されている彼らに責任はない でもあえて酋長は我々の土地と言い 僕らに詫びている 責任 ということは こういうことを言うのではないだろうか? 62年前に起きたあの悲劇 僕ら日本人でさえ 風化していきつつあることに対して 酋長は自分達の責任と共に 僕ら日本人の受けたものを 理解をしている これを読んでいる日本のみなさん 今日の 8月6という日のことを理解する世界のそうした人間がいる ということを伝えたいと思って 僕は機会があるときに この話をします あの悲劇を何よりも 僕ら日本人が風化させてはいけません 政治家や政府なんて関係ありません 僕らのことであり 僕自身の問題であり あなたの問題です 合掌   

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