コラム・百姓から見た世のつれづれ

雨・恥 

a28a62bd.さてまずは良いニュースから・・・ ホームページがきれいになりました パーマカルチャー仲間の Kさんに作ってもらいました どうでしょうか?まだ細かい文章などはこれからですが なかなか良い感じになりました Kさんありがとう で TOPページに書いてありますように 10月からお野菜セット販売スタートします なので それまで予約をどしどし受け付けます! 皆様どうぞよろしくお願いいたします!!!

そして もうひとつ ようやく雨が降りました ほんと8月に入ってはじめての雨といってもいいと思う 昨日夜から降り始め 寝ながら雨音を聞いて夢の中でもっと降れ!と叫んでいました おかげで 朝畑に行ってばっちり しばらくじょうろでの水やりはこれでやらなくていいし 人参の発芽も可能性が出てきた うれしい そして今日の写真 昼近くに晴れたと思ったら急激な日差しがやってくる すると畑から猛烈な水蒸気が立ち 空に向かって 白い龍がごとく舞い上がる じわりとまた噴出す汗と共に その光景を見ていた 大地と空の循環 宇宙から見れば ほんのわずかの膜のような 成層圏 そのうすっぺらな膜の中に すべての生物が生きていて そのすべてがこうした絶えることのない循環によって 活かされている 本当に大切にすべきものは そうした生命のシステムである 

今日のねた 『法律と恥』 バブルというものでこの国が混迷を深めた理由はたくさんあると思うけど そのひとつに (法律に触れなければ何をしてもいいじゃん)という考え方が大手を振りはじめたこと それもいわゆるもともと一般市民の人たちの生活にまでそれが浸透してきて 最終的に問題があれば裁判でもして白黒つければいいのでは? というところまできたように思う そしてそれが 普通の人間関係にまで及び 余裕のないものになってしまっているように感じる かつては 恥 というものが そこにいくまでの過程で防波堤になっていて そんなことをしたら人として恥だからやめよう とか あったと思うけど もうそんな風潮はなくなりつつある 法律と恥 この二つの間が 広く余裕があればあるほど その社会は住みやすいんだろうし 狭かったらどこかの国の訴訟社会になり 喜ぶのは悪徳弁護士だけになるだろう 『恥』 という規範が 人の自尊心を保ち 正義が道の真ん中を歩くことができる 白黒を裁判で争うようになったら 終わりだと僕は個人的に思っている 真実は常にひとつ それは 僕の 人の 心の中にあって それを議論の対象に貶めた時点で 何かを失っている その意味で 法律という不完全なものに頼ることなく 問題を解決することが 今 本当に求められていると強く思う 日本の宝 それは 恥 です 

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