この連休の２日間　歯痛でもだえ苦しむ　土曜日に歯医者に行って２日連続で麻酔１０本近く打っても　結局膿は摘出できない　１５年前に治した奥歯２本　すでに神経も抜きがっちりと歯茎の奥まで薬が入っているのだけど　そのさらに奥の顎に近い部分で膿が少しずつたまり　この１５年で蓄積されたものがこの　今という時に　一気に噴出　少し触れただけでも悶絶するぐらいの痛さ　麻酔何本打っても痛みが取れず　歯医者さんも僕が大粒の汗をかいて診察台でうめいているのを見て　（しばらくは手の施しようがないね　ごねんなさいね（女医さん）拷問みたいよね）とのコメント　で　この連休中は当然歯医者は休み　痛み止めをしこたま貰って　がんがん飲む　本当は４時間は空けなくてはいけないらしいけど　そんなことは知ったこっちゃない　少しでも薬が切れれば　もうだめ　七転八倒とはこのこと　痛みで何もできない　おかげで畑はほとんど何もできないし　バイトも行けない　ふんだりけったり　薬漬けの頭を抱えて　ベッドに転がっている単なるだめ男とは　今の私です　（厄年ってまじあるんだね　参った）

　こんな時に考えるのは　現実離れしたこと　クリスティーナ・ロナウドのドリブルはどうやったら止められるのか？（サッカーの話ね）とか　なぜ麻生太郎の口は曲がってしまったのか？（本音を言わないからか？）とか・・・じゃなかった　農業の話

僕は農業を通じてやってみたいことが大きく分けて　二つある　ひとつはまず有機農家という立場で生計を立てること　これが最初のスタート　そしてそれがどうにか形になったら　田舎という場所で　農というものの新しいスタイルを確立させたいというのが　最初のひとつです　僕には不思議でしょうがないことがある　人が生きていくために必要かくべからざるものがいくつかあると思うけど　その１つが　食　というものだと思う　情報　とか　ファッション　とか　ライフスタイル　とかは　あくまでも　食などの生きるためのベースが安定していて　初めて成り立つ世界だと思う　ところが　いまや　そうした生きるためのベースが脅かされている状況に突入しているにも関わらず　命　というものの保証がなくなりつつあるにも関わらず　視線が外に向かっているように思う　自分の家が目の前で燃えているのに　安全保障会議を開くのに誰の許可が必要で　どの順番で事を進めたらいいのか？まずはお茶しながら考えよう　というような感じに　僕には写る（まずは自分の手でバケツで消すでしょう？）この世に頭に良い人は山ほどいると思うけど　どうも優先順位が違う気がしてしょうがないのです　昔から・・・発展とは何でしょう？　何を発展させるというのか？昔　エアコンメーカーのサラリーマンをしていた時に　なぜ毎年モデルチェンジが必要なのか？それが発展ということなのか？どうしても僕にはわからなかった　もちろんいろんな研究なり開発は必要で　社会がより良くなるのかもしれないけど　今　エアコンじゃないでしょ？　ほかにあるんじゃないの？という思いがぬぐえなかった（たぶん頭がおかしいからでしょう）　

そうした人の生活にとてもとても大事なものというのが　農　というものの中に詰まっている気がするのです　そしてそれはまだ新米百姓ではあるけれど　自分の中では日々　確信があります　そのためには　この今や忘れられつつある　農　というものを　もう一度何らかの形で復活させたいという思いが　ふつふつと湧きあがってきます　それは　ロハス？とか　都会の人の言う自給自足とかではありません（今言う自給は都会の人のレジャーです）　
　そうした何か　農をベースにした新たなものを　疲弊していくこの田舎で作っていくことが　何かこう　もの凄く今の日本に　大事なことのような気が勝手にだけどしています　今の政府が言う　都会と地方の格差　というものが何のことを指しているのかはよくわからないけど　『本当に創造的なもの』　というものが　都内のあの　六本木ヒルズとか　青山通りとかから生まれるとはどうしても思えません（もちろん新たなビジネスモデル？みたいなものは生まれるでしょうが）

何が言いたいのか　自分でもまだよくわかってないのですけど　まずはちゃんと農業やって　それから　何かこう　僕がおもしろい　と思えるようことをやりたいのです　なあああんてことぉ　この薬漬けのいかれた頭で（もともといかれてるので何がなにやら）歯の痛みにもだえながら　つらつらと思うわけです　で　もうひとつやりたいことというのは・・・それは次回（痛みがまた・）
今日の写真　今出している野菜セット