今日の写真 これは卵を取引させてもらっているにわとり村の佐藤さんの家のお風呂 完全独立型のユニットバスで 埼玉から４トントラックで自分で持ってきたらしい なんでこのお風呂を見せてもらったかというと 今どこに住んでいる？と聞かれ アパートと古民家を借りて修繕するつもり と答えると （ああ みんなそうなんだけど 家 作ろうとするだろ？でも 金も時間もかっかるよね 俺の家見る？）てことで このお風呂と家を見せてもらった なんと佐藤さん ちゃんとした家は すぐ近くにあるのだけど いろいろ面倒なので にわとりの敷地の中に住んでいる で コンテナを買って（約１０畳）電気 ガス 水道を自分で引っ張って設置 でこの写真のお風呂 いくらだと思います？なんと２０万 そして母屋のコンテナ 窓枠もついて ３０万 しめて５０万！ それで ほぼ何の不自由もない暮らしをしている ふーむ （古民家の修繕とか 一から家を作ろうとすると 大変だし そんな時間も金ももったいないだろ？これで充分だろ？田舎暮らしの基本はこれだよ！）とのこと はい 思わず考える 古民家を借りたはいいが 今の年中野菜を作って販売するようなこの暮らしでは はっきり言って 楽しみながら 修繕したり ロハすな田舎暮らしなんてものは 永久にやってこない
畑を中心に回る生活ならば できるだけ簡素で しかもお金もかけずやるやり方は たしかにこのコンテナ生活かもしれない アパート代をどぶに捨てている今を考えると この佐藤さんのやり方は ひとつの答えかもしれないと思う もともと自然が好きで ネイティブ・アメリカンの儀式をやりながら どうしたら自然の生活が送れるだろうか？ と考えたのが 農業を始めたきっかけ それがいつしか 農業でなんとか生計を立てようと思い 畑中心の生活に追われ 家＝ばいと＝畑＝たまに出荷で古民家 この４つをひたすらぐるぐる回っている 会社と家とを往復しているお勤めの方となんら変わりない 田舎で暮らしながら 日々の暮らしになんの 落ち着きもゆとりもなく 自然や季節を愛でる暇もない うーん この生活のどこが ろはす？どこが 田舎暮らしなのか？と自問せざるを得ない 晴耕雨読？ 自分の追い求めたものと 現実のこのギャップ てことで 僕自身のライフスタイル？というものを 考え直さねばいけないのかもしれない 農業を専業でやっていきながら どのように生活を豊かにしていくのか？あと 数年先には米も作ろうと思っているけど いったいどうなることやら・・・・・
そうですね。まったく、同感ですよ。私も暮らすためには、まず稼がなくてはということを言い訳にしてやってきましたが。まあそれでも、やっていることそのものは好きなことだったので止めようとは思いませんでしたが。ただ、楽しみながらやるというのは人によって違っているので本人次第かもね。