畑ツアー

古民家紅葉 冬の暮らし 12月1(土)畑ツアー!参加者募集

11月17古民家の紅葉

今日の写真 出荷場で使っている 古民家の裏山の紅葉です 今年は暖かくて まだまだ葉っぱは青いかなと思ったけど やはり だんだん色づいて来た 今週後半は霜も降りて 秋から冬へと季節が変わり始めた 金曜日の出荷の時には 作業場で足先が冷たく 鼻の頭がしびれる感じで ああ冬が来たなと実感する・・・
 
 冬の季節 12月に僕は生まれた 大雪の最中 朝の8時 昨夜から降り積もった雪道の夜半 産気づいた母は
一人でタクシーを呼び 一人で準備して保険証を抱えて飛び乗ったそうだ どこまでが本当か知らないのだけど 頭髪が多くて 髪の毛で顔を覆うぐらいにして出てきて 産婆さんがびっくりしたそうな・・・・中部地方の寒い田舎で育った僕にとって 冬は暗くて長くて そして 雪の白さがあいまって なんともいえない鬱屈とした想いが甦る 田舎での冬の寒さというのは 体や心に言いようのない 縛り付けられた何かを残していく そこで 育ったものでしか得られないある感情がずっと 僕の心の中に沁みついているように思う 
 大人になり 都市に出て 冬を迎えても コンクリートやアスファルトから感じる冷たさは 人工的で 別になんとも思わない むしろ 対抗心というか 対策が簡単にできるようで だからこそ 自然がどうとかいったこととは 遠く離れて行くのだろう 
 これから 冬の長い長い夜が始まる 冬の仕事は実質4時ぐらいで終わる それから 昼間あまり汗をかかない分 なんだか 鬱っぽくいろんなことを考えてしまう ロシアの作家 ドストエフスキーがあれほどの陰湿な感じの作品を世に出せたのも シベリアの寒さが大きな要因になっているに違いないと思う 
冬の夜は長くて その分 いろんな世界を自分の中で旅することもできる 内観 という言葉があるように その長い夜には 自分の内側を 舐めるように旅をして 一人きりの冬を越えていく・・・・全然関係ないけど 森進一の襟裳岬 吉田拓郎作曲の動画は そんな冬の夜にはぴったりで この歳になり あの歌詞が最近 響く・・・

 さて 来る 12月1(土) 畑ツアーを行います まだまだ 参加者が全然集まっていません たぶんn ヤーコン掘りをやったりします 昼はカレーとおでん を作るかなと思います お時間ある方 古民家の紅葉も見れると思います どうぞ 奮ってお越しくださいませ お待ちしております TOPページからお申込みできますので どうぞ よろしくお願いいたします!

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