コラム・百姓から見た世のつれづれ

冬のトンネル張り 1月4初荷 猪瀬氏

12月19トンネル張る
今日の写真 さて 冬の作付けといえば トンネル栽培 種を播いたら こうして トンネルを張って風で飛ばされないように 1本1本紐をかけていきます 研修生Aさんもだんだん慣れてきて ペグを地中に指す手つきも早くなってきた こうした トンネルの列が畑にどーんと並ぶのが この季節の風物詩でもあります 今播いているのは すべて 春先の収穫となります 寒い寒い冬を乗り越えての収穫 手間も時間もかかるのですね 春に元気な野菜たちと会うために頑張っておるわけです・・
 
 さて 明日は金曜日ってことで出荷日です 隔週のお客様は 次回は1月4(土)のお届けとなります ご旅行や帰省などでお受け取りが難しいようでしたらば ご実家への振替えや 翌週へのずらしなど 対応させていただきます お手数ですが ご連絡お願いいたします・・・そして 1月4は 新たな年の初荷となりますね どうぞ また よろしくお願い申し上げます!

 都知事だった猪瀬氏が辞任とのニュース・・・テレビがないので なにやら かばんがどうとかニュースでやっていたのだけどもよくわからないのだけど・・・猪瀬氏といえば ずっと 昔にばりばりの社会派ジャーナリストだったころの 文春でのコラムやらでその達筆な文章をよく見かけた そのころから 行間のはしばしに なんというか 僕のような 田舎もの特有の上昇志向というか 権力志向のようなものを感じていた そして つい昨年の文芸春秋の特集記事で
たしか・・・亡くなった母へ一言 みたいなコーナーがあって そこに 母への熱い思いを語っていた それによると 彼が幼少のころに父が亡くなり 母一人で苦労して育てたようで 長野県の山奥から出てきて 学生運動に青春を捧げて 不遇の青春時代をすごして ちゃんとした ジャーナリストとして認められた作品 (帝の肖像)まで 長い時間があったようだ 先のコーナーの最後の結びに・・・(お母さん 見てくれていますか? 僕は今 東京都知事をやっています 信じないでしょうね お母さんに見せたかったです・・) 
 取材先に鋭く切り込む仕事であるジャーナリストが なぜに失笑を買うまでの行為をしてしまうのか? それほどまでに 権力 というものは 扱いが難しいのでしょう たぶん 猪瀬氏は 最後まで 田舎者のコンプレックスを抱えていたんじゃないだろうか? だとしたらば なんだか かわいそうだな と思います・・・東京で生まれて 自分を中心に戦後の日本が回っていたとすら思っているかもしれない 先の石原氏とは そのあたりが根本的に違うのかもしれませんな・・・・合掌

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