自然や生態系

スリット入りのズボン 自営業>農業 あなたは何のために農産物を作りますか? 9月は秋の風

8月22ズボン破れる
今日の写真 これは何でしょう? はい 僕の作業ズボンです サイドが破れました うーむ やはり2年持ちませんな・・・いろんなところが破れていきます 農業においては すべてが消耗品 いろんな資材も壊れたり 破れたり そして 体もぼろぼろになっていきます 最後に何が残るんでしょうか? それは 良い土と健全なる精神でしょうか?(おいまじか?)

 自営業>農業 はい 僕はこの配分になります つまり 元々は 農業を最初からやりたかったというよりも
何かしらの 自営業 を模索する中で 農業に辿り着いた ということになります なんらかの形で自分で食べていこう 自分の力でやっていこう と決めました そして では 何を仕事にしようと模索しました・・・ でも 新規就農で農業をやる人の中には X<農業 このように 最初から農業を優先する人がいます もちろん そちらのほうが多いとは思いますが では 結果・・・どういう人が生き残れるのか? と なれば 意外に >農業 という人のほうが多いように思えます つまり 農業という何らかの農産物を作る ということ自体が好きな人の多くは 農業という職人になっていき そこにある意味捕らわれていき 趣味的農業の範疇に入っていきます そして 気づけば 客観性を持たない頑迷な田舎百姓が出来上がる というわけです・・・・農業者 とは 何のために 誰のために 農産物を作るのか? この第一義の定義すら 未だに明確ではない・・・ように思います もしかして その答えが JA? とかなってくる可能性すらあるとすれば それは 恐ろしいことだと思います でも 本当に笑えませんか? 必死に農産物を作り 年単位の時間をかけて精魂込めて作ったものの いくらの収入になるやもわからず その決定権を自ら持っていない・・・・トヨタや日産が 自分たちで作った車の価格を 他者に委ねるでしょうか? 商社に頼んで販売してもらうでしょうか? でも 大半の農業者が 今の平成の時代に その場所に甘んじているということ・・・そこに未来があるでしょうか? 
 何かのドキュメント番組で矢沢永吉氏が 若かった頃の自分のライブをじっと見入って 放った一言・・・(プロデューサー的な視点から見れば この人はぶれてないね うん) まるで 他人のごとく冷たく言い放ちました・・・・日本の農業に一番欠けているものは 客観性 です ITで起業する人が 政府の補助金をあてにするでしょうか? むしろ 自分の起業する会社に この国の制度を変えてまで利益を誘導するとしているのではないでしょうか?(実際そうですよね) 最初から 補助金や助成金を頼りに 成り立つ業界であるのが 農業 という世界 だから おかみが悪い 政府が悪い JAが・・・TPPが・・・となるわけですが では あなたは何をしてきて今後何をするんでしょうか? 

 9月になって 風が冷たくなってきました 秋の気配がそこかしこに漂い始めました 僕はこの季節が深まっていく時期が好きです 本当に酷寒になってしまえば 余裕がなくなるのですけど その季節の一歩手前であれば まだ 愛でる余裕が多少持てます 秋の夕暮れに畑に一人で立っていると 感情が動き始めるのがわかります 時にそれは 痛かゆいものであったり 感傷であったりもしますが そのようにほんのたまにですけど 自分と向き合える瞬間が持てるのはいいことです 過去自分で何かを決断して必死になって走ってきて今ここにいる そして 明日からまた走り続けていつかまた 別の場所にいる そうやって 毎日 同じ畑にいたとしても 感じるものは全然違います 畑や大地はいつもじっとそこにいて 人のすべてを何の見返りもなく受け入れます いやはや・・・・

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