バイオダイナミック農法

バイオダイナミック農法実践編~ 考察その①

58dc1a94.今日の写真 これは生育中の人参君につく きれいな色をした虫 犯人は蝶々です なかなか葉っぱが大きくならないなー とか思っていると これが付いて葉っぱをむしゃむしゃ食べてしまって 台風で飛ばされた傘みたくなるのですね 色がまた 人参の葉の色と保護色なので 見つけにくいということもあり こうして 見つけると 頭の中は 必殺仕事人のテーマが鳴り響き 僕は中村もんどになり 冷酷非常に次々とひねりつぶしていきます あらかた終わると 仕事を終えた気分です 
 
 今日は葉っぱの日 でも大根の種を播く このように多品種で栽培していると バイオダイナミック・カレンダーどおりにできないこともある 9月中には播いておかねばいけないので こうして畑の条件などで いろんな選択があるわけです 

 いわゆる バイオダイナミック農法を実践してみてわかることは これに適したものは むしろ 単作のほうが適している たとえば 雑穀や 麦 あるいは ひたすら芋 とか ・・・ それに適した日に種を播き 収穫もそれにあった時に行えばかなり効果は大きいはずだ 僕のような多品種で 年を通じて短期で野菜を栽培している状態というのは その効果を見極めるのは かなり難しい むしろ 土の状態から判断できることのほうが大きい気がする 以前 人ずてに聞いた話だけど ブラジルで大規模に大豆を作っている農家がいて その農家は必ず 満月の時だけに種まきをしていて 他の大豆農家と大豆の生育で 違いが大きい時には 2倍近くあったそうな・・・

同じように 僕が思うに バイオダイナミック農法で最も効果が高いのは 果樹である それはワインの世界で確立された技術であるように 果樹の場合 土つくりや肥料などは 3年単位ぐらいで考えていく そして 収穫された果物から 抽出されるワインは その醗酵過程で 風味などには かなり調合剤の効果は大きいものと思う 

 そして これからの時代 化成肥料である カリ や リン酸 といったものは世界的に不足してくる 広大な畑に肥料を使うことができないときに 天体の動きにあわせて種を播くだけで その効果があるとなれば やる意味はあるだろう 特に土が痩せた土地で 麦などを作る場合 稲穂というのは その立ち姿から 強く宇宙からの影響を受けやすいため 効果は大きいはずだ その意味でも 早く 米や小麦をバイオダイナミック農法で作ってみたいと思っているのだけど いかんせん 野菜だけでこれだけ忙しいのに ほかに手を出している余裕はないし・・・・ うーむ なんとかしたいなああ 

2 thoughts on “バイオダイナミック農法実践編~ 考察その①

  1. 数日前に1回コメントしたのですが、多分気づいてないようで、、。岐阜県でカレンダーに沿ってシュタイナーかじっている素人有機農家です。気持ち分かる分かる、って感じです。主人と2人、小学生の子3人とやって8年目です。野菜全部、米も小麦もやっています。まだ調整剤などは出来てなくて、そろそろやりたいと主人が言い出しました。熊本のぽっこは一度就農する前に見学しましたが、当時は何も分かってなかったのでもったいなかった。これから色々教えて下さいねー。

  2. ああ すいません 今気付きました 遅くなりまして申し訳ありません そうですか 野菜に米に麦と 忙しそうですね バイオダイナミックに関心持つ人が出てくるのは うれしいことです どうぞ よろしくお願いいたします

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