今日の写真 これはなんでしょう？ 落花生を播いたところに 鳥に食べられないように水糸を張ったところです こうして 一面に糸を張り 鳥が上空から見たときに 下に降りられないように するわけですな 一旦 この場所に 豆とかあると わかると それこそ全部 ほじくり返して食べちゃったりしますので 種を播くときも 地面に 一粒たりとも落とさないように注意してやります 農業とは戦い 一瞬の油断が命とりなのです
今日は 以前の農園から手伝ってくれている Ｙ君がやってくる 関西のパン製造会社に就職したのだけど 勤務が関東に変わったらしく 久々に手伝いに来てくれた 彼の実家は千葉の鴨川 なんとお父さんが早期退職して ブルーベリー栽培を始めた 退職金を苗木につぎ込み 遊びのレベルではなくて 本格的 ゆくゆくは彼も 実家に帰り いつかは農業を・・・ と学生時代からの夢を追う その鴨川では 獣害がひどいらしい いのしし 鹿 猿 はくびしん などなど・・・ ここ成田では 山がないので この鳥ぐらいの被害だけど 以前の農園では 丹沢が近くだったので それこそ とうもろこしなんかは 鹿と猿 で全滅だった ま 病気 や 虫はなんとかなるけど 芋なんかは 一度いのししに狙われたら それこそ おしまい 徹底的にやられる 鹿なんか ２メートルぐらいの柵なんか 軽々と飛んでいくので 対策は難しい その意味で 獣害のために そうした 動物たちを駆除する というのは たとえ 動物愛護団体がなんと言おうとも 僕ら生活がかかっている農家が 主張するのは 当然である もちろん 殺すことはいいことではないし 目の前のことだけを片付けても 根本解決にはならない ただ 僕ら農家がなんと主張したところで 聞き入れられることなんかは ほとんどないわけで 何の生活のリスクも負っていない 都会の人が あれはかわいそうだ などと 言っているのを聞くと おいちょっと待て と言いたくなる気持は わかって欲しいと 切に 願う
猪や鹿などの獣害対策に日本オオカミ協会ホームページの”Q&A”にあるように狼の導入を！ http://japan-wolf.org/content/faq/