援農

いったい何が問題なのか?え?援農

a2cb8c19.さて 今日の写真 昨日日曜日は恒例 援農の日 てことで 新規就農希望の男性と お子様3人連れのご家族ご一行が参加 秋の気配が漂い始めた畑で楽しんでもらった
 僕が今 出荷場として借りている古民家 僕の感覚としては これは宝物だ そして 今回お見えになった ご家族もとても 感激しておられた そう この古民家の価値を強く感じ その意義を見出しているのは そこの地元で育っていない よそ者の僕らだ
実際の田舎で 暮らしている方の多くは すでに 田舎を見限っていて 農業で生計をたてるという 効率の悪いやり方を 40年あまり前から放棄して 生きていく算段を別に立てて 田舎の畑や田んぼをつぶし きれいなツーバイフォーかなんかを 建てて暮らしている 

 このギャップ・・・この感覚の違い これが日本の都市と田舎を隔てる最大の障壁だ 農業ブームは都会で起きていて しかもその生産現場は都会にはない 田舎では農業をすでに捨てていて どうにかして 都市に近づきたい そしてそんな時代にも関わらず 新規で農業をやりたいという人は 多く存在し こうして僕の畑にやってきて 僕が日々 直面している問題を見て 彼らは 自分の心の内を試される 

 僕が参加している こせがれネットワーク 今後5年をめどに 日本の農業を変えるべく がんばっている仲間がいる ただそのメーリングリストが回ってくる内容を見ると 状況は大変厳しい はっきりいって 間に合わないだろう というのが 結論に近い 僕自身は悲観的だ ただ 自分自身は希望をもってやる というだけのことで 全体の数字のことは けせらせら・・・そして 最後にはすべてのつけが消費者全体に回される 今回来られたご家族の 奥様はこう言っておられた(私たちはそんなことに同意した憶えもなく 自分たちの子供達のためにもなんとかしていきたい)・・・もちろん その通りです すでに 問題は 僕ら生産者がどうのこうのする という段階は終わり 直接消費者が問題を扱う段階に来たようです いつも言いますが さいは投げられました もう後戻りはできません・・

2 thoughts on “いったい何が問題なのか?え?援農

  1. みやじさんのBBQ大会に参加して、彼の熱い思いを拝聴した私ではありますが、
    やはり時間もマンパワーも足りないなあ、
    と思いました。

    自分でも何かしなくてはと焦る毎日。。。

    難しいです。。。

  2. ご無沙汰しております もちろん スローガンを掲げること自体は 容易でしょう おっしゃるように いろんなものが 実行にいたるには まったくもって足りません ま 結果を求めるのは 少し違うのかもしれませんね・・・

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