バイオダイナミック農法

HOT! 草なんだよ きゃろべすた

さて 今日は暑かった 畑は湿り気たっぷり でもって草もわんさか生えてくるわけで その畑にいるだけで じんわりと汗が染みだします うう じゃがいもは掘れないし 7月に入れば 秋の作付けが始まるしで だんだん焦り始める時期 ま 毎年恒例なんだけど・・

 僕がやっているバイオダイナミック農法の本などで 詳細を詰めて読んでいくとわかることだけど そもそもは かのシュタイナー氏は 当時爆発的に 普及し始めた 化成肥料と農薬(第一次世界大戦により発明された毒ガスが元になっている) に警笛を鳴らした一人だ そもそも ヨーロッパの大地は 日本のそれよりもずっと硬く乾いた大地で それゆえ 小麦やじゃがいもなどに適している土地 パーマカルチャーの本場 オーストラリアなどでは 草一本生えてこない土地はざらにあって 当然 いきなり種蒔いても何も取れないわけです その有機質がもともと少ない土地ゆえに 彼は豊かな土壌を作ることを考えた 豊かな土壌を作るポイント それは 端的に 微生物の力を借りること その微生物を活性化させるために 編み出されたものが 500番と呼ばれる 調合剤なわけだ で 日本の土壌を見てみると それはもともと豊かなのですね かなり なので どちらかといえば 土壌の活性化というよりも 管理 つまり作物を作る上での 雑草対策のほうが 重要になるわけです そう 作物植えたら草むしれ ってことですね ただ 土壌を豊かにする 一番の方法は 草を生やすことです なので 草一本も生えない状態にしている 慣行農家さんなどの畑では どんどん地力は落ちていきます そうした 意味では この豊かな土壌を持つ 日本では 草 というものとどうつきあっていくのか が作物栽培には 重要になるんですね 

今日の写真 僕がじゃがいもを作っている畑の道路を挟んで反対側で とうとう真打ち登場
人参畑の収穫が始まる そうこの機械の名前は (きゃろべすた) 人参専用機械掘りですこれでもって すさまじいスピードで人参を土から掘り上げ 上に持って行き 葉っぱの部分は刈り取り きれいな人参だけが ころんころんと収穫コンテナにおさまっていきます
 もちろんそんな光景を見ながら (よっ!大統領)と 心の中で思っています   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA