野菜あれこれ

じゃが終わったぜbaby-  総評 除草剤の威力

a6da60a6.jpg今日の写真 これはここらあたりでよく見かける 千葉大栄特産のさつまいも畑の風景です
この梅雨の時期は 僕の畑ではそれはそれはもう凄い勢いで 草がわんさか生えてきます 手でむしったり 暴走(?)防草シートで抑えたり 刈り払い機で草刈ったり 麦を蒔いたり いろんなやり方で草に対処していきます それが 有機農業の基本です
 当然 慣行農業は 除草剤というものを使います それが 今日の写真です
さつまいものマルチの畝間に 背負いの噴霧器で 除草剤をきれいに撒いていきます すると何日かして このような状態になります 畝間に生えてくる草は 根っこからすべて枯れていきます そして きれいになったあと さつまいものつるがその上を這い 畑一面を覆えば ほぼ完成 あとは 収穫まで 何回か農薬を撒くだけで 何もしなくても さつまいもはできます このさつまいもを 僕のような 無農薬でやるとなると この畝間の草をどう抑えるのか まずもって 手でむしるなりしても とても追いつきません 草だらけになり 収穫量も減ります 有機農業の難しい一面です ただ やはり 薬の効き目というのは 凄まじいですね 当たり前ですが 大地や 土にいいわけがありません しかし さつまいもだけで 生計を立てるとなれば この方法以外にはないでしょう きれいで形も良い 農産物を求める日本の消費者が 慣行農法をあと押ししている という事実 生産者は あくまでも市場動向に従って 栽培しているのですね

 午後3時過ぎから 雨との予報 となれば やることはただ一つ そう もう口にも出したくない じゃがいも掘り もうこれで最後とばかりに 必死に掘る 今日は新規就農希望Tさんが来るので 二人で朝からがんがん掘る もう スコップの扱いも手慣れたもの どの場所に剣先を入れればいいのか 正確にわかる だけど 何がいやだって やぶ蚊が 顔の周りをぶんぶん飛び回って いらいらするし 気温もぐんぐん上がるし やはり湿気たっぷりで もう僕は疲れがピークなので 発狂寸前になる 腰にぶら下げた ベーぷまっとが効かないこと(高かったのにな) やはり蚊取り線香を何本かブラ下げたほうが 効果あるよな 
 
 で じゃがの総評だけど 予定よりは少ない 2トンどころか すでに250キロ以上を廃棄したので 最終的には2割ほどが廃棄になりそう(泣く) 赤系のアンデス レッドムーンはそこそこいい 男爵は今ひとつ とうやがだめ 北あかりは形も良く 病気にも強い
紫系の きたむらさきよりも シャドーくいんのほうが 収量もよく形も良い 
毎年越冬して3月まで持たせる ほっかいこがね 十勝こがねの収量の倍は取れた やはり定番がいいのか だんだん 作る品種が固定してくるのは 仕方ないこと 味と収量と安定性 総合評価で点数を決める

 なんとか 二人で最後の列を掘る 僕は前から Tさんは後ろから二人が出会った時が 今年のじゃがいも掘りが終わるとき そして 全部掘り終わった時には 二人でこみ上げるものがありました お互いの健闘を讃えたいそんな気分でした やった! なんとか終わった それが今日一日の最大の成果でした 午後は きゅうりを植えたり 四角豆植えたりして 予定通り雨が降ってきて 夕方には仕事を早めに終えた もう完全に身体にがたが来たのがわかったので 明日はたぶん起きれないだろう 熱もあるようだし でも じゃがいもが終わってよかった・・・(明日からはこれで有給休暇を取ろうと思います あとはよろしくってことで・・・)(寝言? 有給? お前の代わりに誰がいるんだ? あ?)(・・・)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA