今日の写真　いつぞやの春の青空　僕は若い頃は　緑色が好きだった　淡いきれいな緑ではなくて　濃い深い緑色だ　なのでその当時は服もそうした色を好んで着ていたけど　実はあんまりない色だった　だから　当然普通の服屋さんではなくて　路地裏にあるわけのわからないデザインの　蛇皮とか　まだら模様の濃い緑色のジャケットとか　今　考えるとおぞましい服をこれみよがしに来ていたアホな若者だった　
　だけど　歳を取って　色の好みが変わった　今は　青色が好きだ　それも透き通るような　どこまでも永遠に透き通るぐらい深く　くっきりとした青色が好きだ　それが空の色だ
これからの季節は　この空の青さがいい季節　農作業も楽しくなるってもんだ　

　宮城県沖の先の地震で　地球の自転がほんの少し早くなった　と記事が出ていた　地震が起きると　こうして　少しずつ自転が早くなり２４時間　３６５日　という単位が少しずつずれていく　日常はいつも代り映えしなくて　朝当然のように朝日が昇り　夜がやってくる・・・そう　日本人の多くは思って　戦後を生きてきた　それが少しずつ　変わろうとしている　蛇口をひねれば　安全な水が出てきて　２４時間好きなだけ電気が使えて　欲しいものは　いつでもどこでも金があれば手に入る　問題は　そのお金をいかに稼ぐかが　最大の課題だった・・・しかし　その基盤は崩れ去った　今後　僕らがどこに行こうとしているかは　もう誰にもわからない　今の僕らには　明日のすべての子供たちの運命を巻き込んで
何かを決定したり　あるいは　しなかったりして　長い長いつけを後世に残すのは間違いないだろう　だったとして　今の自分に何ができるだろう？　俺には畑以外に何もできることはないしな・・・

　４月　じゃがいもがもうなくなり　冬の野菜が終了し　すべて花が咲いていく　今の日本はどん底だろうけど　季節は変わりなく　やってくる　今　出荷中の　とう立ち菜　まさに僕らに活力を与える春の季節の代名詞　どうぞ　食べてやってくださいませ