田舎暮らし

アップロード不可 無人トラクター 何かに根ざす行き方

12月10葉物トン寝る種播き

さて ユーチューブの動画がアップロードできない・・・うう せっかく自家製のヘッドセットも作り 何本も動画を撮影したというに・・・これだからパソコンはいやなのだあ・・・
 
 今日の夕方のテレビでやっていた おおー!見た方いるだろうか? いつぞやこのブログでも書いたことあると思うけども (無人トラクター) いやあ いよいよ出てきましたな まあ 時は2011年 これぐらいのことはできないわけはないと思っていたけども ポイントは 時代遅れの農業という世界に 知恵を絞ってくれる人材がいるかどうか? なんでしょう その意味で 北海道の大学の先生には今後も頑張って欲しいと思う そして これ見ていて ふと思ったけども これ 公道走れないよね? ってこと そう 公道を無人で走る というのは たぶん 道路交通法違反だと思う としたら どうなるのか? もし そうであるならば ほとんどの農業者にとっては意味のないことになってしまう 管轄は当然 警察の領域 うーむ 既得権益と情報公開をする気がまったくない組織に 規制緩和を求めるのは無理だろうな・・・うう・・・

 今日はお手伝いの方が一人いて 帰りに最寄り駅までお送りする その際 成田空港の滑走路の下を走る 滑走路上では 誘導路で待機する ジャンボ機がいるのだけど なぜその位置で待っているのか?といえば そう 曲がっているからですね そしてなぜ曲がっているのか?といえば そこには 今だ 農地を持ち成田空港に反対している農家さんがいるからですね 厳密には 滑走路内ではないのだけど 常識的に見れば 滑走路の中で 農業をしている といってもいいような場所です
 というような説明をふと お手伝いの方に話すと (なぜそこまでして農地にこだわるのですかね?それは 今 福島で 船を流されてしまっても 再び漁師をしようとする人たちと同じで 私たちにはわからない何かがあるんでしょうか?) と 僕に答えを求められた・・・・・ 一瞬 答えに詰まる・・・

 僕は農家の出身ではない 田舎で育ったけども 農家ではなかった 先祖から連綿と受け継いだ農地や 海 というもの それは 僕のようなよそからやってきた 新規就農者にはわからないものかもしれない 
正直 もし 僕がやっている畑に空港かなんかができる となったら どうするだろうと考えると 一円でも多く貰って 新たな土地で出直そうとするだろう そして それが農家として 合理的な判断だと思うかもしれない だけど 農地を受け継ぐということには 単に 農業というものだけではない その土地や地域のしがらみなど 土地と血と自分のルーツに深くかかわる 何かがあるのだと思う 
福島で あるいは 成田空港の信じられない騒音の中で 農業をやっている人の思いは 僕にはわからないし わかってはいけないものかもしれない 土地に根差す という生き方 海と共に生きる ということ そこには 何ら合理的なものはないのかもしれない だけれども 誰が一体 それをバカにできる? 合理的な判断の元 世の中を動かして 頭の良い人たちの結集した知恵の集大成が 今の僕らの苦しむこのざまだ 
そんな場所あきらめて どこか余所で新たな生活始めたらいいじゃないか? と テレビの向こうでぬくぬく言える資格が 僕も含めて 一体誰にある?

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