有機農業

冬のからし菜 時の流れとひっぐす粒子 

12月17からし菜

さて 今日の写真 これは昨年のからし菜 今年も場所は違うけどもだいたい同じ感じ 寒さに当たって甘さが載ってくるのが冬の葉物です

 農家は3日前のことは憶えていない・・・先の忘年会でとある有機農家が語った言葉 まさにそうなんですね
3日前はおろか ふと 昨日のことさえ憶えていないこともままある 時間をかければ もちろん思い出すけども
だいたいは 今やっている農作業に集中しているので(僕の場合アホで憶えてないということもままあるけど) 思い出すのに時間がかかります 農業のメリットでもありデメリットでもある部分 作業をすべからくマニュアルできない分 同じ作業でも日によって そして時間によって 変わってくるので その分 気持ちを入れないと畑仕事はできないのですね・・・ 

 で その時間といえば ひっぐす粒子・・・(偉そうに言ってますが何のことかはさっぱりです) 何やら世紀の大発見ということらしく 宇宙創成の秘密に迫る 発見かもと言われているのがこのひっぐす粒子というものらしい
光よりも早いものはない というのが物理の常識と言われていたのが そうではないかも?という実験結果が出たと 先日騒いでいたけど 昨今 どんどん新たな地平へと人類は到達できるかもしれない予感がする
 だけど 子供のころから ずっと思っていたけども 宇宙の果てには何があるのか 地球の中心はどうなっているのか そして 宇宙人はいるのか なぜ 人類は生まれ 感情を持ち 生きるのか? 誰もが思うことだけども いつしか 大人になり社会の動きに心を奪われていき 素朴な疑問は失われていく・・・
 おそらくは 魂は永遠だろう 魂は何度もこの世に生まれて 少しずつ向上していく いつかどこかへ帰るために・・・ だけれども その時々に生まれた時代の社会とその人の魂とが 調和するかどうかは 誰にもわからない

 12月も気づけば もう半ばを過ぎた うう・・・12月中にやっておきたいことが いくつか残りそうだ それは 1月につけがまわり 2月にはじゃがいも植え付けが始まると どんどん作業スピードが上がる すでに 仕事は遅れ気味なのだけど この時期 朝早くがちがちの畑にいるのは どうもつらくてね・・・年々 朝が弱くなる
今週 ひとつ年が増える まったくもって勘弁して欲しい 有機農家にとって 年を重ねるということは 歓迎ではなくて アスリートと同じで 衰えがやってきていつの日か 引退の文字がちらつくわけで まじで勘弁して欲しい
 まだまだ 何も成し遂げていないのに 年だけは取っていく・・・・うう・・

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