コラム・百姓から見た世のつれづれ

3・11 お悔やみ申し上げます 雑草! そして 運

3月11突き破る雑草

3・11 被害を受けられた方々には 心からお悔やみ申し上げます そして いまだにつらい避難生活を強いられている方々にも お悔やみ申し上げます 同じ 日本人として いまだにこうした苦難が続いていることは 恥ずかしいことだと思います 起きたことは 天災でしたが その後 多くの苦難の原因は 人災でした どれだけ 高度なシステムを構築しようとも そこに 人の心 として通い合うものがなければ ただのガラクタに過ぎません 
 長い年月をかけて この国は そうしたガラクタを作ってきました 今回のことで 善意が発揮されたのは ただただ 個人としての 人としての強い思いだけだったように思います それが 幸いと言うべきか 困難な場面で発揮されたことは 素晴らしいことだったと思います 意識の高い善意ある多くの市民がいることを証明しました

 そして それと対比するかのように この国の中枢を担ってきた多くのところは 腐敗し 自己保身に走り 醜態をさらしただけでなく 実際の被害を大きくしました そして いまだに責任をとるどころか 何事もなかったかのように 以前の 世界を維持しようとやっきになっています 恥を知れ それ以外に言うべき言葉はありません

今日の写真 春の作付けも終盤に入ってきて 夏野菜の苗を育てる時期に入りました 畑をどんどん片付けて 来るべき 作付けに備えなければなりません てことで 今日は畑に転がっているいろんな資材を片付けました その中で この防虫ネットを突き破る雑草のたくましいこと! いやはや 中年おじさんの腰に重くのしかかるこの仕事
うう・・・ まったく もって 彼らは凄い あの柔らかい草が コンクリートでもなんでも破る まったくもって 畑の中心は 実は 野菜ではなくて 彼ら 雑草なのですね 僕が育てるまでもなく 彼らは いやいや・・ここは君の畑ではなくて 俺らの場所だぜ! 的な感じで 我がもの顔です そして その彼らが本領を発揮するのが この3月からいよいよで 4・5・6・7・8・9 月ともう 手がつけられないのですよー! お願い今年は お手柔らかに・・・

 今日はお一人 援農の方・・・ 30代女性 ロハス的な田舎暮らし指向かといえば そうでもなく 農業をやってみたい とのこと うーむ 女性が非農家の出身で 新規で農業を始めて成功できるかは もう 単なる 運 に近いものがあります 運を掴めるかどうかは 誰にもわからない・・・・・

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA