７月第２週　「旬の有機野菜セット」～インゲン収穫始まったよ編

　じゃがいも（とうや）　とうもろこし　人参　キャベツ＋赤キャベツ　ミニ白菜　茄子＋ピーマン　インゲン　きゅうり　モロヘイヤ　おまけ（ズッキーニ）

さて今日の写真　気づけばインゲンが出来てた　最初はこの地面に着いた段階から始まってだんだん上に上がっていくので　最初は頑張ってしゃがみこんで収穫していかねばならんのがちょっとしんどい・・・とうもろこし　やはり　完熟一歩手前で虫が入る　うう・・・めくって確認していますが　もし　いましたら　どうぞご勘弁を・・・・
さて　例によって　きゅうりが爆発気味　例年この時期はどうしようもありません　今日も余りまくってかなり捨てた・・でも　また雨が降ってきて陽が当らないと急速にしぼむ・・・・うう　僕のコントロールではないので　これまたご容赦くださいませ・・・・

　はてさて　今日は暑かった　朝一番で起きてお野菜収穫　古民家に全量お野菜持ち込んだのが朝９時　すでにむしむししていて　体にはきつい・・・出荷の前の日はどうしても　夜中まで準備がかかる　今日の睡眠時間は２時間　朝早くそして夜遅い　当然　体に来るわけだけども　日中　この暑さで頭がくらくらするくらいがちょうどいい　なぜって　それは　仕事がんばっている感に浸れて幸せだからだ（いやそういうことじゃないよな）

　そして　夜は　先週日曜日の都内のマルシェの打ち合わせ　千葉のとんがったイケ面農家の集まり（少なくとも俺はあてはまらないけどもそこはこの際流して）　というコンセプトの元　このマルシェの特徴は　とにかく　自分たちの手でクリエイティブに作っていくマルシェだ　先方の店舗の方ともきちんと腰を突き合わせた上で　お互いの顔を見て　数字を見て　そして　楽しんでおもしろいものを作っていくことを目指している　・・・・
　僕は今まで　ずいぶんとこうした野菜の販売など　いろんなところで売ってきた　そして　ある段階から　そうした　農業者以外の人が主催するイベントには　一切出店することをやめた　農家の側に立つイベントというのが　ほとんどない　それが理由だ　いつだったか　数年前　某ぎろっぽんのイベント　雨がだーだー降っている中で
僕ら農家は　ずぶぬれ（財布の中の千円札が紙切れになる一歩手前）　野菜もずぶぬれ　なんの配慮もない　そして　主催者は　足首まであるガウンを着こんで椅子にふんぞり返り　安全なテントから一歩も出ようとはしない・・・・誰のなんのためのイベントなのか・・・そう　思わざるを得ない

　畑で農産物を作るのは　農業者の仕事　そして　売るのは他人まかせ・・・ずっとこの流れの中にいたのが今までの農業界　自分で作り自分で売り　そして　イベント企画から演出まですべてを農家自身が作り上げていく　時には　農産物を持たずして　何かを売る　そこまで含んだ上での　農業であり　農産物を作るという仕事だ　畑の中から物事を見て　消費者の視点で自分の農産物を見る　ここまでいくと　ようやく　農業はクリエイティブといういう実感が沸く　・・・てことで　今月もう一回都内での出店がある　さあ　頑張ろう！