有機農業

大根発芽 そういう時代 某宅配通販野菜会社ー僕のライバル

9月6大根発芽

今日の写真 大根発芽して来ました これからまだまだ大量の大根の種を播きます 大根は冬の定番のお野菜ですね でも 最近はどんどん 品種改良が進んで 短く そして サラダ用など 大きいものは敬遠されがち・・・でも 伝統的な日本の大根というものは 保存してもうまいし なんといっても 煮込みにするとうまい 下ぶくれの大きな大根が素晴らしい 大根1本あれば 家族一家 飢えることはありません 日本のみなさん 大きな大根 食べましょう!

 朝 畑に向かう時に 以前 夜近く体中泥だらけで転びそうになりながら 自転車を押していたおばあちゃんとすれ違う・・・そうか・・・このおばあちゃん こうして 毎朝 例によって 倒れそうになりながら 自転車押して畑に行くんだな・・・そうか おばあちゃんにとっては 生きることと 朝起きて畑に行くこととは 同義 なんだな と思った
たぶん 最後のその日まで 畑に行くんだろう・・・まさに 百姓の鏡・・・畑仕事というものは 本来そういうものなんだろう しかして 僕がやっていることはずいぶん 違う 昼は畑 夜はずっとパソコンの前に陣取りキーボードを打ちまくる それが今の 先鋭的農家だ(俺がっていう意味じゃなくて・・)
 でも つくづく 思う ひたすら 畑だけやっていれば 幸せになるのならば それがいいに決まっている でも 今は それだけでは 食べていけない ま そういう時代だということです

 これ書いていると やっている カンブリアきゅうでん・・・・ 某宅配野菜通販会社の特集 そう 僕のような個人の有機農家にとっての ライバルとなる存在です・・ま いろいろ言いたいことはあるけども そうめんかぼちゃは珍しくともなんともない 有機農家にとっては 常識です 売り上げ126億のうち 農家へ渡す金額は果たしていくらなのか? 東大出の社長さん曰く (農業の世界は 生産者と消費者との間に流通の無駄が多くて そこにビジネスチャンスがあると思った) そうな・・・さすが 東大出てるだけある しかして 僕から見れば あなたの会社自体が
消費者との間に立つ大きな壁なのです 3・11以降 売り上げを倍近く伸ばしている事実 こちらは半減・・・それだけを見ても 僕は負けているわけです 消費者にアピールする力は圧倒的に負けているのですね・・・うう
 しかして 生産者ー消費者 がしっかり結びつけば こうした会社はいらないのでは? なーんてね・・・まあ 生産者とお互い ウインウインの関係であればいいなとは思います(儲けるのはいいと思うけども間違っても生産者からさくしゅするなよ・・・あ 身分不相応な発言でした・・・)

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