新規就農

広大な海 農家の扱い そして 農業の6次産業化の神髄とは?

11月24九十九里浜の海

今日の写真 先日 カフェ巡りにて遠出をした際に 海に出る 僕が住む千葉県は海に囲まれている 幼少の頃僕は海のない山に囲まれたところで育った なので 山育ちだったので 刺身や魚はあまり食べたことがなく 苦手だったし 初めて海を見た時に その広大な広さよりも あの 潮の匂いというものが 気持ち悪くて辟易したものだ・・ そして 百姓という仕事をやるようになり ますます 海からは遠くなったわけだけども こうして 寄れる機会があれば寄るわけです・・・・・しかして 海は広いですな 僕は一人で3ヘクタールの農地を耕しているわけですけども 全然 話になりません 地球の7割は海 狭い土のあるところに住んでいる 人間の小ささを感じます もちろん 僕自身の小ささも・・・・

 さて その海を見た後 久々に友人知り合い有機農家を訪問する いろいろなチャレンジをされている農家さんだ
その中でおもしろい話を聞く 地元の出版会社が空きテナントを利用して カフェを不定期でやろうと企画 そこで その友人有機農家さんに声がかかった やってみると なかなかの盛況ぶり 今後 常設も含めて 是非に継続して・・・という話になったそうな しかして その友人有機農家さんは 浮かぬ顔つき・・・理由はいくつかある・・・
 まずは 主催する出版会社 はっきり言って農家を下に見ている らしい(ま よくあることです) そして 農家がそうしたカフェなりイベントを行うということの負担をまるで理解していないらしい 普段は畑をやり農産物を作って販売して生計を立てている その苦労なり生理を理解するのは 難しい・・・・なので その友人いわく (距離を取っている)との答え はは・・その気持ちは痛いほどわかる 僕も結局 今はほぼすべてのイベント出店などは 止めてしまった 主催者の多くは 農業など関心もないし(口ではあると言うけども) 農産物への敬意もない 毎回 イベントに出店するたびに ストレスを抱えて場合によっては 農産物を抱えて翌日畑に捨てることになる・・・

 農業の6次産業化と言うのは簡単 その真髄は何か? それは 農家がサービス業を兼ねる ということです 客商売をするということです イベントに出店するのではなくて イベントを主催するということです あらゆるレベルで 農業というものは 高額な手数料を取られて いいように利用されてきた存在です 一生懸命農産物を作り 売るのは人任せ それが 立派な農家の鏡だったわけです 今後は すべてを最後まで仕切る農家 仕切れる農家が立派な農家の鏡となるべきだと 僕はそう思います・・・・

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