野菜あれこれ

きゅうり半じばえ栽培 チェ・ゲバラから見えるもの 

6月30きゅうりはんじばえ
今日の写真 これは今年のきゅうりです 僕はずっーーと きゅうりはじばえ栽培でやってきた ま 簡単に言いますと 地面に植え付けてそのまま地面に伸ばしていくやり方です これだと 夏の台風にやられないのと 植えたら基本的に収穫まで何もすることがなくて楽だというのが一番 ただ 当然 問題もあって・・・収穫がとにかく大変 自分の足元に広がる きゅうりの海をかきわけての収穫なので 時間もかかる そして 地面に近いことで 病気にも弱い などなど・・それで 今年はちょっとやり方を変えてみたというわけです・・・名付けて 半じばえ栽培・・・ま こんな言葉あるか知りませんが・・ 支柱を使ってネットを被せてそこに枝を這わせるというやり方です 今のところ まずまずの出来 やはり きゅうりがこうして ぶら下がっている方が 収穫も楽だし 実もちもいいように思う 風にも強そうだし アングルを立てるよりかは当然 楽です・・・今年のきゅうり栽培も 残りあと1本で終わり 気付けばもう7月 秋・冬の作付けが本格化する時期に入るわけで 今年も残り半分 早いもんだ

 チェ・ゲバラの映画を見る 最近はネットでちょっとした時間があれば 昔見たくて見れなかった古い映画とかが なんせ 検索してタダで見れるわけで・・・ありがたい時代だ(お勧めは エル・トポ・・・見て頭飛んでください) チェゲバラ 主役は ベニチオ・デル・トロ 僕の大好きな役者だ テーマはキューバ革命 ほとんどが ジャングルでのゲリラ戦 彼がいかにして戦い 人を巻き込み 説得して 戦線を拡大していったのかがわかる ・・・レボリューション 素敵な響きだ 資本主義を標榜する先進国において 今後 こうした革命が起きる可能性はあるだろうか? たぶんない みなさんもそう思うでしょう なぜか? それは 精神的にも肉体的にも個人としての快楽が進んでしまったからだ そう なぜか 社会が豊かになりものがあふれ 文化が成熟すると 人は快楽に走る お金や社会的地位 それは精神的な快楽の一つ 肉体的な快楽といえば ドラッグに 健康志向・・・癒し というものも僕から見れば 精神と肉体の快楽なのだと思う そのベクトルはすべて 自己に向いている すべては自己を満たすため・・・それこそが 快楽 でしょう アメリカン・ドリームが すべて 自己実現という一点に集約されていることは 明白だ

 先の革命(レボリューション) 根底にあるのは 自己犠牲 自分の屍を乗り越えて 次の世代のために命を投げ出すことによってしか成立しない世界 今の日本から最も遠い世界の話し では 今後 こうした先進国が 社会を変革させていく時には どうしたらいいのか? 思想などもう古い イデオロギーでは誰も動かない 国や政治家や官僚のことを信じてないだけでなく 軽蔑の対象ですらある ましてや エコなど ファッションの一部でしかない かつての チェ・ゲバラのように 人を奮い立たせるその根底にあるものをどうやって獲得すればいいのか? 僕がかつて入れあげた ネイティブアメリカンの儀式にでも参加して 飲まず食わずで踊れというのか・・・

 たぶん 21世紀の課題は ひとりひとりが 自分の魂と出会えるか ということになるのだと思う 現代人の多くは 思考という知性にとらわれているのだと思う (科学) と (聖なるもの) の間に立つことができる 唯一のものが 魂 だ そこを中心にして 人の営みをもう一度 組み直す長い時代が始まっているのだと思う たぶん その先には 国家という概念はなくなっているはずだ 400年前に 日本は関ヶ原の時代 今から400年後 どんな形になっているでしょうかね? (でも 福島は当然400年後にも問題はそのままでしょうな・・・)

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