新規就農

コリンキー 帝国ホテル 新参者には選択肢などない

7月5コリンキー
今日の写真 これは コリンキー かぼちゃの一種ですが これ もうこの時点で適期を逃しているわけです よく考えたら 今 出荷している そうめんかぼちゃ や 栗かぼちゃ などと同じベッドで プッチーニなどと一緒に栽培しているわけですが このコリンキーは 生の皮をむきながら食べる サラダ用の品種なので こまめに収穫などや見回らなくてはならない てことは ズッキーニと同じように これだけ 別の場所に 独立して栽培せねばいけないのだな と 気付きました うーむ 考えてみれば当然なのだけど 慣れというのは恐ろしいもの かぼちゃ栽培は こうするものだ と決めつけがすでに 10年も有機農業をやれば マニュアル化されているわけで 改めて 反省しかり・・・

 さて 明日は朝から 都内へと上京・・・なんと 帝国ホテルに参上します もちろん 友人の結婚式やどこぞのディナーショウに行くわけではありません うーむ よく畑に来てくれている お仲間の一人 僕のドキュメンタリー撮影などもしてくれている H氏ですが 普段意識しませんが 彼はれっきとした IT企業の代表取締役なのですね 私などの ジャワ原人からすれば 普段彼が何をしているのか 皆目わからないのですが そこで 是非 僕の本業をご覧になってください!とのことで 招待状が送られてきまして 明日 行ってまいります 当然 長靴では行けませんで 買ったばかりのきれいなシャツを着こんで 行ってまいります その後 いくつか都内を巡ったりして 当然 カフェの物件探し 街の散策も行い おそらくは 夜になり へとへとで帰ってくることでしょう・・・・ううう

 新参者には選択肢などない - おそらくは物事を為していくのに 最初に頭に入れておかねばならないことが先のことでしょう 農業に置き換えれば 新規就農者には選択肢などない はい 当然ですね 自分の理想とする畑など借りられませんし 売り先だってそうでしょう まずは 栽培法にしても 人のやり方をまねて そのやり方をマスターして 初めて 自分なりのやり方を見つけられるでしょう 料理の世界 スポーツの世界 まずは 基本である 型 をマスターして 何度も反復練習して その技術を身につけねば 何も始まらない それゆえ その型に 強引に当てはめていくわけです そこにどんな意味があるのか? それを その型をマスターしていない時点で考えても見えるわけがありません それを知っているからこそ (いいからやれ!)と 頭ごなしに 親方やコーチなどは 言うわけです・・・・・
 年に何回か 将来農業をやりたいので・・・といった 相談なり見学なりを含めたメールが来ます 以前は とにかく 会ってから話をして その人の希望を聞いて ・・・とやっていましたが いつからかは それがほとんど無駄だとわかりました そのほとんどが 女性で 先の (選択肢などない)という 基本を知っている人がほとんどいないのですね 選ぶのは 僕であり 選ばれるのは そちらだということがわかっていないのですね・・・そして 当然ですが 頭を下げません うーむ・・・となるわけです 自分の置かれている状況が見えていないのですね 
(だいたいが マニュアルは運転できません 重いもの持てません 外で働くのは苦手です・・それでどうやって農業するの? というアホが大半です)
 
なので 最近は面倒なので 会うだけの時間も惜しいので メールの時点で判断することにしています そして 驚くのが 最初の返信で ほとんどの人が何のメールも返してこないのですね・・・全く恐れ入ります 本気だろうか ということを確認したくて 実家は農家でしょうか?とか 将来の就農する場所などあてはありますか?とか 別に特別な質問など何もないとは思うのですが それを質問しただけで 何の連絡もありません・・・・いやはや・・・当然ですが この時代に農業で成功できる人ならば 農業以外でも成功できるでしょう それぐらい優秀でなければもう無理なのですね だからこそ 多くの人が夢破れて この業界に入ることもなく去っていきます・・
ま 頑張ってほしいとは思いますが・・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA