新規就農

信じられない台風・・・・新規就農者が畑を借りるということ

7月7ヤーコン草
信じられないぐらいの大きな台風がやってきている・・沖縄がすでに暴風域に入ったそうな・・・ふー 関東に来るのは 週末らしいけどさてどうなるのか・・・風速75メートルって いったいどうすればいいんでしょうか? 作物はおろか ハウス 作業小屋 そして 古民家・・・台風が去った後には 何が残っているんでしょう?

 新しく借りることになった畑の地主さんと畑で面談・・・一枚4反で日当たりも良いという好条件の畑 ようやくここ最近になって 条件の良い畑が手に入るようになった それもこれも やはり 後継者不足の問題がもうのっぴきならないところまで来ているからだ 地主さんは 普段は 都内にいらっしゃるようで 資産家らしい・・・とてもいい方で僕もほっとする これから 生きている限りやらせていただきます!と ひたすら頭を下げる・・・
 今回その仲介をしていただいたのは そこ場所を今までおやりになっていたFさん 僕のD畑の隣の方だ とてもいい方で 今回書類つくりから何までやっていただいて本当に頭が下がる・・いつか きちんとお礼をせねば・・
 そして このFさんの本音がおもしろかった・・・以下再現編・・・(いやあ 最初あんたが来たときにはな みんな言ったもんさ なんだあの草だらけはー あんなのに貸して大丈夫だべかー いやあ大変だこら とか言ったもんさ
でもよ だんだんあんたが力つけてきてやるようになったろ? そしたらまあ 風向きが変わった来たわな そいでな・・・いやあ おらたちがやめたらな あとは あの人みたいな人しかおらんじゃないか 地域であの人みたいな他所から来た人を大事にせんといかんのやないか そうじゃないと 誰がいったいこれだけの畑やるんよ のう?)
 (・・・・) 
 これが プロとして田舎で農業をやってこられた方の真実の声です 僕らのようなよそ者は 勝手にその地域にやってきて 田舎の財産である 農地を借りて生計を立てさせていただくわけです それは 自分だけの問題ではありません 一度借りたら 農地を返すことはできません なぜならば 僕が返したら他にやる人はほとんど
の場合 いないからです そう 新規就農者というのは 最後の砦なのです だからこそ なりふり構わず 必死になってやらねばならないのです 地域の人はみな見ています そこに ジーパンやら 長髪やらで作業することはあってはなりません わけのわからない農法など ご法度・・・郷に入っては郷に従え ということです・・・

 このようにして 田舎で信頼を勝ち得た新規就農者が さらに大きく発展して それを軸にしてそこにやる気のある若者が都会から田舎に移住していく そして さらにそうした若者に農地を委譲していく そしてできるならば そこにこそ 国からの助成金やらの金がサポートする といった形が一番具体的で 耕作放棄地を解消する手段だろうと思う まだまだ 僕は農地を広げます やりたいことは まだ 2割にも満たない段階だ 本当の勝負はまだまだ先です・・・・今日の写真 草に埋もれそうなヤーコン・・・ヤーコンの話を書こうとしたけど変わってしまった・・・ 

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